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「人よりは、良い方です。な、何故急に？」
『初めて貴方を見た時、強く惹かれたんです。ちょっとお話に付き合ってくれませんか？』
彼は早く帰してくれといった雰囲気だったが圧に負けたのか溜息をついた。
『職業柄というのもありますよね。顔をチラッと見ただけで記憶できるなんて…』
「本来なら、そんな事は、無いんですけど、ね」
『Embelmer……貴方にぴったりの仕事ですね』
そう言ったところで、ピュイッと声がして肩に重さを感じる。
「イライさんの…」
『準備お疲れ様。主人の所に戻りな』
「ほ」
耳たぶに軽く甘噛みをして梟は飛んで行った。
「準備とは？」
『色々とです。話を戻しますが、依頼された方達の誕生日って覚えていたりしますか？』
「全ては覚えて……覚えられない、です。超人、ではないので」
立ち上がって彼を連れて食堂へと歩を進める。
『では…御自分の誕生日は？』
「自分のですか。いえ、全く」
『賑やかな所がお好きでないとお聞きしました』
「静かな所が好きなんです。今から何を…？」
かちゃり
『今日1日、少しくらい羽目を外してみませんか』
ドアを開ければクラッカーを持った仲間達の姿が。
紙吹雪舞い散るその中へ。
僕は心を込めて優しく背中を押した。
『alles Gute zum Geburtstag! Aesop Carl!!』
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瑠璃＆リィル2(プロフ) - 白兎さん» よ、呼んだ……？ありがとうございます？？← (2020年10月12日 20時) (
レス) id: abf8076506 (このIDを非表示/違反報告)
白兎 - 呼んだ証に！ (2020年10月12日 20時) (レス) id: 46d9c3b1f4 (このIDを非表示/違反報告)
瑠璃＆リィル2(プロフ) - クロユリ(スマホ)さん» ｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞ嬉しいでず…………！！ (2020年10月12日 20時) (レス) id: abf8076506 (このIDを非表示/違反報告)
クロユリ(スマホ)(プロフ) - 瑠璃＆リィル2さん» コトリちゃんが相方ですー！ほんとに頑張って読みきります！！ (2020年10月12日 19時) (レス) id: f561713a15 (このIDを非表示/違反報告)
瑠璃＆リィル2(プロフ) - クロユリ(スマホ)さん» 相方…コトリさんですかね？惹かれるだなんて言葉、ありがとうございます！創作意欲が湧いてきたぞー！！ (2020年10月12日 19時) (レス) id: 04888e399e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：白狐ーbilyakkoー | 作成日時：2020年4月13日 15時
