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……やっと接客が一段落したぜ。
「スタン大叔父さーん!!」
!!もしや……この声……!!
「待てよ、メイベル。」
「ほら、ディッパー!!早く!!」
愛しの双子ちゃんではないですかぁ〜(はぁと)
「あ!!新しいバイトさん?あたしはメイベル!!あなたは?」
「あぁ、どうも。Aだよ。よろしくね、メイベル。」
「ぼくはディッパー、よろしく。」
「よろしく、ディッパー。」
ミステリーツインズと話せた……!!ウレシー!!テンションが上がるぜ……!!
「A、なにニヤニヤしてんの。」
「な、なんでもないよウェンディ……!!」
ディッパーはこの町の謎について書かれている本を見せてくれた。
「わぁ、この本って面白いね!!今度じっくり読ませてよ。」
「え……?本当!?やったぁ!!じゃあ、その時にたくさん話そうよ!!」
「おけです。」
ミステリーのことになるとディッパーは目を輝かせて色々話してくれる。
なんてかわいらしいんだ……!!うわー!!
……とひとりで悶えているとメイベルがニヤニヤしながら小さな声で話しかけてきた。
「……ひょっとしてディッパーのことかわいいって思ってる〜?」
ああーｯ!!それは禁句だってばーー!!
「……」(ディッパーにわからないよう親指を立てる)
「やっぱり〜!!」
「メイベル、なんか言ったか?」
「い〜や、べつに?」
本当にかわいい双子ちゃんだなぁ……!!
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作者名：S・カルゴ藤の助 | 作成日時：2019年3月11日 15時
