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そこからのスピードは早かった。
Aに情報を集めさせ、それを基に銀時達は動いていく。
無駄な動きも少なく、ようやく恋人といわれたその男に辿り着いた。




「えっ…貴方達を依頼…?」




男は女か何でも屋を使ってまで探していることを知り、ひどく狼狽した。

彼によると、女に出会ったのは約半年前。
よくある話ではあるが、出会い系サイトで知り合い、一度だけデートをしたのだという。
デートをする前から連絡の強要や頻繁にメッセージがきたりなど、非常に困っており、一度だけ会ったらそれだけの関係にしようと決めていたとのこと。

そして、実際デートをし、別れた後、




『今日はありがとう。これからも二人仲良くしようね』




と、さも付き合っているかのようなメッセージが届き、怖くなって慌てて連絡先を全て削除し、関係を絶った。
…つもりだった。




「話の流れで、俺の仕事や家のことを、話してしまってて。



まあ、それは俺も馬鹿なんですけど。



実家にまで電話したり、職場までついてきたり。



…もう、怖くて」




男の黒目は揺れている。
相当参っているようだ。





「僕達が力になりますから。大事にならないためにも協力していただけますか」




「勿論です。よろしくお願いします…!」




男は深々と頭を下げた。

彼の話には一貫性がある。
本当かどうか調べるため、彼の同僚や家族に尋ねるも同様の答えだった。
同僚のうちの一人は、つけてくる女に直接注意までしたという。

依頼者の彼女に明らかに非があることは明白だ。
もうこれ以上、犯罪の片棒を背負う訳にはいかない。




「A。そっちの具合はどうだ」




万事屋に帰り、ソファーに座りパソコンを叩く彼女に話しかける。



「女性から、彼のことはどうなってるんだ、って催促がきました。



まずいですね。



早くどうにかしないと」




「このままだとあの男の人、いつ危害に遭ってもおかしくないですよ」




「…手段にしては手荒だが、あれをした方がいいな」




銀時の作戦を聞き、Aは目を丸くする。
パソコンを叩く手も止まっていた。




「そんな危ない橋を渡ってまで…」




「大丈夫だ」




話を遮って、





「依頼を受けたのは俺だ。







その責任は果たしてやるさ」






と言って怪しげに笑った。



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七→←五



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設定タグ:銀魂 , 坂田銀時 , 万事屋   
作品ジャンル:アニメ
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Nattu(プロフ) - 慎さん» 慎さんん;;また来ていただいて嬉しいです;;同じ状況だ…萎えますよね;;慎さんの作品近々見に行きますね!^^いつも嬉しいお言葉ありがとうございます❤️‍🔥 (2022年7月15日 20時) (レス) id: 8022db4695 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - ランキング入りおめでとう御座います👏私も最近溜めていたはずの話が知らない間に消えてて萎えました…😢お忙しいとは思いますが無理のない範囲での更新、頑張ってください。今作も大好きです😊🥀 (2022年7月15日 19時) (レス) @page7 id: 101fab3c19 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:Nattu | 作成日時:2022年7月4日 22時

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