検索窓
今日:2 hit、昨日:0 hit、合計:66,002 hit

目覚め ページ10

(ん…重い…)

体に重みを感じ、私は目を覚ます。

A「…お?」

私の体に乗っていたもの、それは


手と脚。しかも男の人の…

微かに香る、石鹸のようないい匂い。
確実に私のものではない。
これはきっと……ジヨン…かな。

そっと横を向いてみる。
私の勘は確実なものに変わる。

(やっぱ顔、整ってて綺麗だな…)

ふと、昨夜の出来事を思い返す。
ベランダで一緒に風にあたって、初めて名前で呼ばれたこと。
でも思い出すのはジヨンとのことばかりで…
短い時間だったけどすごく幸せだった。

寝ぼけていて動かなかった脳が動き出し、いま起きている状況を把握する。

隣にジヨンがいる…
ジヨンがいる。
ジヨンがいる。
ジヨンがいる?!

A「は?!」

当然、飛び起きる。

ジヨン「…んー、スンリもう少し寝かせろ…」

A「なんでここにジヨンが?!そしてスンちゃんじゃないいい!」

ジヨン「…おい、お前…何言って…」

A「私、Aです。」

ジヨン「…あ?…A?なんでA…」

名前で呼ばれるたびに嬉しくなる…が今はそんなこと思っていられない。

A「ジヨン!起きて!」

布団を思いっきり引き剥がした。
ジヨンは眉間にシワを寄せて、目は半分も空いていない。

ジヨン「………」

A「………」

ジヨン「……やっちゃった。」

A「は?!何を?!」

ジヨンも状況を整理できたらしい。自分の頭を抱えてぐしゃぐしゃにした。

ジヨン「…トイレ行ったんだよ。帰りにお前に部屋貸してること忘れてそのまま戻っちまった…」

A「え、えーー…」

まあ、部屋を借りてる分際でとやかく言えることではない。

現在時刻はAM8:45。

メンバーにバレていないか、不安を覚えつつ私たちは部屋を出た。

ジヨンヒョン〜スンリ→←トイレ〜ジヨン



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.5/10 (22 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
81人がお気に入り
オリジナル作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

ちょむ.(プロフ) - ゆいさん» ありがとうごさいます!本当久しぶりに更新しますw読んでくださってとても嬉しい限りです♪♪ (2013年12月13日 0時) (レス) id: 743f91ddbf (このIDを非表示/違反報告)
ゆい(プロフ) - 面白いです〜♪すっかりファンになってしまいました♪更新楽しみにしてますね^ ^ (2013年12月8日 18時) (レス) id: d5dfba3ce9 (このIDを非表示/違反報告)
ちょむ.(プロフ) - イチゴ〜BIGBANG〜さん» ホントですかっ?ww思う存分、ニヤけちゃってくださいな!wコメント、すごく嬉しいです。ありがとうございます♪ (2013年8月25日 11時) (レス) id: 40429c6c12 (このIDを非表示/違反報告)
イチゴ〜BIGBANG〜(プロフ) - 面白いですね♪BIGBANGと一緒に生活をしているなど小説だとわかっているんですがニヤニヤしちゃいます(笑) (2013年8月21日 14時) (レス) id: ced2df11c5 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ちょむ. | 作成日時:2013年5月4日 6時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。