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秘密 ページ47

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YN「そんなまじまじとみるなよ笑」

 「なにしてたんですか…?」

YN「え?」

 「どこに行ってたんですか?」

YN「…」

 「ハウンさんとはどうなんですか?」

YN「会ってすぐに質問攻めか?笑」

 「ご、ごめんなさい…」

YN「今日かっこよかったよ」

 「見てたんですか?」

YN「あぁ、遠くからな?」

 「そうですか…」

YN「成長したな」









ゆっくりと縮まる距離









YN「おいで?」

 「…」

YN「嫌なら嫌って言って?」









嫌なんて言えるわけもなく









 「ずるいよ」

YN「Aもでしょ?」









久しぶりに食べたお菓子っておいしくて

もっともっとってならない?









あんな感じ、オッパは甘いお菓子みたい



私をどんどん満たしてく









YN「Aってお菓子みたいだよね」

 「同じこと考えてた」

YN「本当?笑」

 「うん笑」









抱き合ったまま

耳の近くで聞こえる声がくすぐったい









YN「俺、別れたんだ」

 「え?」

YN「ハウンと離婚?ってやつ」

 「そうなんですか…」

YN「だから、俺こっちに戻ることにしたんだ」

 「…」

YN「だからってナムジュンから奪ったりしないよ」

 「知ってるんですか?」

YN「付き合ってるんだろ」

 「はい」

YN「うん、だと思った」









体に血が流れていくのが音でわかる









 「…奪ってよ…」






 「早く私を抱きしめてよ」




 「もうあなたしか見れないの」









YN「じゃあさ…」









また出来た約束、ふたりの約束


ばれたら全部全部消えちゃう約束


それでも、いいの









...









NJ「Aさん?」

 「…」

NJ「誰と話してたの?」

 「誰も来てなかったです。」

NJ「そっか、寒いから早く入りなよ」

 「はーい」









秘密は右手にしまったまま


左手を絡ませる









NJ「どのくらい外にいたの?笑」

 「そんなに冷たいですか?」

NJ「うん、とっても」









暖かい両手で包み込まれる









NJ「暖かい?」

 「はい、とっても」

NJ「よかった笑」









ごめんね、ナムジュンさん

あなたは私だけを見ていて?

私の中身は目を閉じて

目の前で見せる私だけを信じていて?









ごめんね









.

数年後→←デビュー日



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けみ - よかったです! (2019年1月14日 0時) (レス) id: 634fba163f (このIDを非表示/違反報告)
みっちゃん先輩(プロフ) - すいません!教えていただきありがとうございます! (2016年11月23日 15時) (レス) id: 4bcd64730c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:みっちゃん先輩 | 作成日時:2016年2月20日 19時

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