新しい7人のヒョン【2】

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男は腰が抜けたのか座り込んだ。

俺からしたら、お前が勝手にやった癖になに腰抜けてんだ、って感じなんだけどね。



MG｢ホソガどうした呼び出して、……ってこれはどういう状況だ？｣



ドタドタと走ってきたMGヒョンが異様な光景に驚く。

俺1人立ってて、目の前のこいつは項垂れながら手にはバキバキに壊れたイヤモニを持ってて、ほかの3人は動けずに突っ立ってて。


こっから見ると俺が加害者みたいじゃん！



HS｢あ、MGヒョンやっときた！この人たちから話があるようで｣


MG｢え、っと…このスタジオのスタッフさん？｣


HS｢ううん、ただの犯罪者｣


MG｢…え？｣


｢犯罪、者なんかじゃ｣


HS｢窃盗、器物破損。あなた達がやったことは立派な犯罪ですよ？｣


｢…っ、！｣



バカだよねぇ。

何も考えずに一時の気持ちのまま行動するから。
普通に考えて犯罪だってわかるはずなのに。




MG｢とりあえず俺が受け持つから、お前は着替えてこい｣


HS｢ありがとうMGヒョン！あ、録音したやつ送っておいたから！｣

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