カッコ良すぎて困ります 1 ページ22
カフェ店員黄緑さんと、大学生青さんパロ
in side
今日も俺の彼氏はかっこいい。
ここのカフェの、シンプルな白シャツに黒のスリムパンツ、黒のギャルソンエプロンの制服がスラッとした長身にものすごく合ってて、店に入った瞬間目を奪われる。
「…いのちゃん、座らないの?」
一緒に来た大ちゃんに聞かれて、しばし見とれてた自分に気づく。いかんいかん。
「ごめん。あそこの奥の席にしよっか」
「もー!また見とれてたんだろ?薮くんに!!」
呆れ顔の大ちゃんをなだめながら席に着くと、俺たちに気づいたバイトくんを制して薮がこちらに向かってきた。
「いらっしゃいませ。今日は二人?」
「うん、お疲れさま薮くん!俺カフェオレのアイスで!」
爽やかな笑顔で大ちゃんに応え、
「かしこまりました。伊野尾は?」
「…うん、俺もアイスのカフェオレ…あと、今日っておすすめのケーキある…?」
「ケーキ?伊野尾の好きなイチゴショートかな。確かまだあるよ」
「ホント?じゃ俺それも!」
「大ちゃんは?」
「んー…じゃあせっかくだから…プリンとかある?」
「あるよ。待っててね。」
薮はカウンターの方へ戻っていった。
「いのちゃん珍しいね、ケーキなんて」
「ん…何か今日は甘いもの食べたくて」
他のお客さんに呼ばれた薮を目で追っていたら、近くのテーブルの女子大生ぽい子達の会話が聞こえてきた。
『ねぇ…あの店員さんカッコよくない!?』
『あの茶髪の人でしょ!? 背も高くてめっちゃイケメンじゃん!!』
…また始まった。
イケメンな彼氏を持つとホント気苦労が絶えない。
分かるよ。
薮はめっちゃカッコ良いし、仕事もてきぱきこなすし、そりゃ女の子達が騒ぐのも無理ない。
でも…
その度に俺の心はざわざわして、ものすごい不安にさせられるんだ。
薮が俺の事を好きでいてくれてる…とは思ってるけど
薮は…もともと女の子が恋愛対象だったから。いつか俺に飽きてまた女の子の元へ戻ってしまうんじゃないかって。
たまにデートもしてるし、週末はお泊まりだってしてる。
それでも足りないとこうして仕事してる姿が見たくてこのカフェに会いに来てるけど…
必ずといっていいほどこういう会話が耳に入ってくる。
こういう時、俺が女の子だったら大っぴらに"わたしの彼氏です!"ってアピールして不安も何も感じないんだろうなって思うんだよ。
266人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「Hey!Say!JUMP」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ましろ(プロフ) - 夏夢さん» 萌えましたか!嬉しいです♪ 青さんは恥ずかしがり屋さんなのでその場で言えないかな〜と、ラストああいう風にしました(^^) (2019年11月1日 22時) (レス) id: 8371985186 (このIDを非表示/違反報告)
夏夢(プロフ) - ラストに萌え!wぜひともその場所で言ってあげてください!言えるかわかんないけどww←コメ欄で何言っちゃってるかな;失礼しました; (2019年11月1日 21時) (レス) id: 6404b316b5 (このIDを非表示/違反報告)
ましろ(プロフ) - 夏夢さん» レスで送るの忘れました!改めて失礼しますw 何食わぬ顔して青さんにベタ惚れな帝王様♪ にやけて頂けて嬉しいです! 水色さんに寄っちゃうのすごく解りますよww (2019年9月27日 22時) (レス) id: 8371985186 (このIDを非表示/違反報告)
夏夢(プロフ) - 帝王さまベタぼれですね♪この後を想像してにやけてしまいましたwww可愛いさが増してく伸び始めも好きです(///∇///)(あっ、水色さん寄りに汗) (2019年9月27日 21時) (レス) id: 6404b316b5 (このIDを非表示/違反報告)
ましろ(プロフ) - 夏夢さん» お返事遅くなりました!ありがとうございます!黄緑さんの銀髪一瞬でしたね…でもホント素敵でした(> <)冬くんと並んだら私きっと倒れます笑 (2019年7月15日 23時) (レス) id: 43f497f4b5 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ましろ | 作成日時:2019年6月15日 21時