【転生したらスライムだった件】こう見えてもオーガの武人兼忍びなんですが？ (ページ5)

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魔人の正体ページ5

リムル「悪いな、俺に炎は効かないんだ。本当の炎を見せてやろう。よく見ておけ。」
そういって繰り出したのは、エクストラスキル【黒炎】だった。
姫「あれは・・・あの炎は周囲の魔素を利用した妖術ではありませぬ！あの炎を形作っているのは純粋にあの者の力のみ・・・！」
主人公「すっげー力だなぁおい・・。だからさぁ・・・・・・私の力も見せてやるよ。魔人さん。」
雰囲気が変わり、仲間も、魔人も止まる。
フィンガースナップでユニークスキル願望者を起動する。
炎を妨害・焼失させ、魔力操作で白い炎を生み出す。
もちろん、魔人の数倍ある。
リムル「マジかよ・・・！？」
主人公「魔人さん。君の炎専門スキルと違って私の炎はただの魔力操作だ。属性関係ないただ魔力動かすだけのスキルでもこんなものが作り出せるんだよ。」
炎を鳥のような形に変形させる。
魔人が冷や汗を出し始めた時。
姫「お待ちください！この方は敵ではないかもしれません！」
主人公「あ、そう？」
炎を消し去る。
姫が言い出したんなら確実だな。
やっぱり本当にシズさんの知り合い、か？
若棟梁「だが、そいつは仮面を・・！」
姫「はい、ですが・・・昏睡の魔法に抵抗て見せたあの二人のボブゴブリンは、この者を慕っているようでした。わたくしを牽制していた狼も・・・。あれはオーク共を率いていた魔人の有り様とはあまりに違うように思うのです。」
主人公「ま、実際にあんな力持ってればオーク共を操る前に自分単体で滅ぼしに来るか・・・そうですよね？姫。」
若棟梁「・・・・・結局何者なんだ、お前は？」
うん。気になるよねそれは。
リムル「俺？俺はただのスライムだよ。スライムのリムル。」
主人公「マジかよ。」
リムル「そういうことだ。ちなみにこの仮面はある人の形見だ。なんならお前らの里を襲ったヤツのと同種のものか改めてもらって構わない。ホレ、汚すなよ。」
主人公「・・・・・シズさんの？」
リムル「知ってるのか？」
主人公「ああ。知り合いがそんな仮面被ったシズって女と戦ったことがあると言っていた。抗魔の力を宿した仮面だとな。」
姫「確かにこれには抗魔の力が備わっているようです。」
師匠「しかしあの時の魔人は妖気を隠してはおらなんだ。」
見ると、リムルはふんぞり返っていた(多分)。
若棟梁「申し訳ない、こちらの勘違いだった。どうか謝罪を受け入れてほしい。」