B型男子には騙されない《紫・黒・青》 (ページ11)

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fate.4 ページ11

Aside

───｢A｣

聞こえるはずのない声が聞こえる

───「A…好きだよ」「って照れるな…」

そうあの人はいつだって

───「A今日もかぁいいね」

胸焼けするほど甘い声で私の名前を呼ぶの

───「A！し、下着！ここに置いたままにしないでよ！俺ウブなんだからっ！」

可愛くて、面白くて、いつでも私を笑わせてくれた彼

───「Aのこと、世界一幸せな女の子にするから」

かっこよかったあの人は

私に嘘をついて綺麗な人と会っていた

『ﾊｯ……………』

聞こえた声は私の夢だったみたい

『にしても…なんで今更…』

彼のことなんて忘れていたのに

最悪の目覚め

嫌な気分で目が覚めて

いつもと違う時間に目が覚めたから渡辺さんにも会えなくて

今日は休みだから目黒くんに会えない

『私の癒しを返して…』

ぐったりしながらとりあえずコンビニにスイーツでも買いに行こうと準備をする

……

ﾃｨﾛﾝﾃｨﾛﾝｰ

「いらっしゃいませー」

美味しそうなコンビニスイーツがズラリ

『抹茶ロールもいいな…あ、でもシュークリームも捨て難い…』

でもやっぱりプレミアムロールケーキっ！

「『あっ』」

ちょうど近くの人と手が当たる

『すみません周りみてなくて』

？「俺も、ちゃんと見てなかったです…すみません」

まさかと思い相手の顔を見ると

私の思った通り

朝から私の気分を悪くさせた彼だった

『………辰哉』

「………A」

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物語は不穏な空気ですが作者から感謝の言葉を！！

なんとこの作品の評価が10点に！！ありがとうございます😭

感謝しかありません！これからも更新頑張らせていただきます！