ハリポタ【親世代】 (ページ27)

今日:8 hit、昨日:10 hit、合計:5,019 hit

25 ページ27

私が見ていたのはそう、シリウス

貴『ごっ…ごめんっ、今日は帰るね』

リマ「A！待って！」

寮に戻ろうとしていた私の手首をリーマスが掴んだ

貴『ごめんっ、お願いっ、一人に、して……

リマ「A」

その時リーマスが私を後ろから抱きしめた

リマ「A、一人になんてさせないよ？」

私はこんなに酷い人間だったっけ

リーマスの腕の中で違う人を想って泣いてる

誰よりも優しいあなたに甘えてる

リマ「落ち着いた？今日はもう戻ろっか？」

貴『リーマス、本当にごめんなさい』

リマ「さっきから聞いてれば君はごめんばっかり。僕とダンスした時は楽しくなかった？それとも、僕の好意にごめんってこと？

僕はまだ君にちゃんと告白したわけじゃないし、告白として受け取ったとしても、返事はまだ聞かないよ？

さ、今日は戻って寝よう」

こんなに優しい人はいない

傷つけたに決まってる

リーマスに手を引かれ、談話室まできた

リマ「もう、パーティはお開きになったし、リリーもまってるよ、A、今日はありがとう、楽しかったよ」

貴『でもっ！私…最低なことっ

リマ「A！その話は終わりだよ？今日僕と踊った時は楽しかった？」

貴『リーマス……貴方と踊れて楽しかったわ！』

リマ「じゃぁ、おやすみ。A」

女子寮に戻った時、酷い顔をしていたのだろう

リ「A！どうしたのっ！」

リリーの声を聞いて、また涙が溢れた

落ち着いて、リリーにあったこと全てを離した

リ「Aはブラックが好きなの？」

貴『分からない……誰が好きなのか分からないの』

リ「リーマスと居た時は？楽しかった？」

貴『うん。』

リ「私は、正直言って、女の子を引っ掛け回してるブラックを好きになって欲しくない。もし、貴方が本当に好きって言うのなら別よ？１つ言うなら貴方の事だけを想ってる人が一番だと思うわ。」

貴『ありがと、リリー』

リ「ま！私がつべこべ言うことでも無いしね！」

その日は、リリーとお菓子を食べながら、色んな話をして、そのまま寝てしまった。