ハリポタ【親世代】 (ページ26)

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リマ「A！とっても綺麗だよ」

貴『ありがと、ごめんね？ちょっとヒール慣れなくて』

リマ「全然だよ、しんどくなったら言うんだよ？」

貴『うん、ありがと！』

リマ「はい」

貴『ん？』

リマ「手、繋ご？」

貴『う、うん』

私もリーマスも少し顔を赤らめているのは誰も知らない

いつも紳士だけど今日はいつもと違う格好で、知らないリーマスを見た

そして、リーマスと手を繋ぎながら、会場に向かう

大きな扉の向こうから音楽が聞こえる

リマ「どうぞ？」

そう言って扉をひらいた

そこには見たことのない景色

皆んなが学校の事なんて忘れて踊ってる

リマ「一曲お願いしても？」

貴『ええ、もちろん！』

リーマスは戸惑うことなく私の腰に手を当てて踊り始める

私は踊るのが久しぶりだから、少し緊張しながらも楽しそうなリリーとセブルスが見えて、少し安心して一曲を楽しんだ

リマ「Aありがとう、少し休もうか？」

貴『そうね！』

リ「A！！踊ってる姿が綺麗すぎよ！ね？セブッ！！」

セ「あぁ、そうだな」

貴『セブルス今日はやけに素直ね！』

セ「そ、そんなことはない」

貴『きっと、リリーといるからね！ 2人とも楽しんでね！』

リ「ええ！ Aもリーマスもね！」

私とリーマスは鮮やかなドリンクを飲みながら色んな話をした

リマ「A、ちょっといいかな？」

貴『どうかした？』

リーマスに手を引っ張られやって来たのは会場の外

皆んなパーティに夢中で外にいる人はほんの少し

リマ「……言いたいことが、あるんだ。僕はAが好きだ。良かったら僕と……A？どうした？」

私は本当に最低だ

リーマスが私の事を想ってくれてると言うのに

その時私は、あの人を見てた

胸がキュッと苦しくなった

私はなぜ泣いてるの？

なぜあの人を見て泣く必要があるの？

綺麗な女の子とキスするあの人を見ていた

理由のわからない涙が頬を伝った

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