ハリポタ【親世代】 (ページ20)

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貴『んっ、ここ、医務室？』

シ「A、目が覚めたか？心配したぞ」

貴『ごめんなさい、私

シ「いいから、寝てろ」

貴『ありがと』

初めてブラックにAって呼ばれた……

ドキッとしたのは多分熱のせい

シ「おい、お前をここまで運んだんだから１つお願い聞いてくれよ」

貴『何？嫌な事ならお断りよ？』

シ「は？別に嫌な事じゃねえよ」

貴『なんなの？さっさと言いなさいよ！』

シ「ブラック呼びそろそろやめてくんね？俺もやめるし」

貴『それだけ？そんなのでいいの？』

シ「ああ」

貴『分かった、シリウス』

シ「じゃあ、俺戻る、また明日見に来る、A」

貴『うん』

何！？なんなの？このちょっと甘い感じ？

ないないないない、あんな奴。

貴『寝よ』

次の日、マダム・ポンフリーのおかげで熱は下がったものの、今日も休みなさいとのこと。

貴『早く目が覚めちゃった』

ガチャ

シ「A、熱は下がったのか？」

貴『ええ、マダム・ポンフリーとシリウスのおかげね』

シ「お、おう。皆んな心配してたから後で来るんじゃね、エバンズが1番心配してたぞ」

貴『リリーに会いたい！』

シ「リーマスはいいのかよ」

貴『なんでリーマスが出てくるの？』

シ「は？お前の彼氏だろ？」

貴『はい？リーマスが？それ何処の誰の情報よ！』

シ「え、1年の時から付き合ってると思ってたぜ」

貴『リーマスとはよく図書館で勉強するだけよ？』

シ「はぁ、ジェームズだ、あいつの情報だ」

貴『びっくりした。ポッターにはちゃんと言っておいてよね！』

バタンッ

リ「A！大丈夫なの！？」

貴『大丈夫よ！心配かけてごめんね』

ジ「ほんと大変だったよ、リリーがずっと寂しそうにしてるからね」

リマ「A、一緒にいたのにごめんね？」

貴『全然！リーマスのせいじゃないし気にしないで？』

ピ「A、お、お菓子、あげるよ」

貴『ピーター、ありがとう！』

皆んなが来てくれてホッとした。

こんなにも気にしてくれる友達がいるんだもん。

でも、もう後、半分しか時間はない。