ハリポタ【親世代】 (ページ13)

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11 約束ページ13

お母様とお父様が迎えに来てくれたが、2人とも何も話さずに車に乗り込み家に向かう。

家に着くなり、

母「荷物を置いて、リビングに来なさい。」

貴『はい。お母様。』

荷物を置いてリビングに向かうと

母「あなた、何のことを言われるか分かっているわね？」

貴『はい』

母「グリフィンドールに入ったなんて、ロジエール家の恥よ！何度も言ったでしょ！！」

貴『申し訳ありません、お母様』

母「お父様に謝りなさい！はあ、婚約者も決まったと言うのに」

貴『え？どう言うこと？私なんにも

父「ああ、お前には言っていなかったが先月決まったんだよ。相手はまだ言えないが純血一族だ」

貴『いやよ！私、結婚なんてしたくない！』

父「もう、決まったことだ、結婚は卒業したらすぐにでもするつもりだ」

母「あなた、逆らったら分かっているんでしょうね」

貴『分かったわ、お母様。でもホグワーツでの時間は私の自由にさせて？卒業したら結婚でも何でもするから……』

母「分かりました。お父様もいいですよね」

父「でもロジエール家だと言うことは絶対に忘れるな。」

貴『はい、お父様、お母様』

バタンッ

いつかはこうなる事は分かってた。

こんなに悲しい事があるの？確かに好きな人はいない

でも、リリーやみんなに会えなくなるじゃない。そんなの、耐えられない、やっと私の居場所が出来たのに……。

貴『そうだわ！皆んなに手紙を書かなくちゃ！』

そしてクリスマス休暇を終え、ホグワーツに戻った。