ぷりんすなお姫様 ２【すとぷり】

＊ ページ6

さとみ「こっち〜」

私の言うことをガン無視して
作業部屋に案内される。

そこには私の愛しのひなちゃんが……！！

A「ひなちゃあん！お邪魔してまあす！」

にゃあ、とお返事をもらって
さとみくんの指示を待つ。

さとみ「これ、きれいに壁に貼って」
A「任せて、私そーゆーの得意」

ここ一面に貼ったらいいのね。わかった。

集中して壁に向かっていると、
ふいに「はいどうもさとみです」が聞こえた。

驚いて振り返ると、
どうやら編集してたみたい。

さとみ「……」

やだ、眼鏡かけちゃって。

ちょっとかっこいいじゃない。


そんなこんなで私の作業がちょうど終わった頃、
肩を叩かれて振り向いた。

さとみ「ん、飲みもん」
A「ありがとー」

暖かいココア。

さとみ「Aって編集できる？」
A「いやあ、質問コーナーの編集で死にそうだったレベル」

歌みたばかり投稿してて
MIXとか全部頼んでるから、

私編集あんまりしないんだよね。

そんなときに、
あの無駄の多い質問コーナー編集したから

編集後はもうヘトヘトだったね。

さとみ「そっか、じゃあいいや」

私に仕事頼もうと思ってたのかな。

申し訳ないな、なんて考えてたら

頭をぽんぽん撫でられた。

さとみ「そんなしゅんとすんなって」
A「しゅん……しゅんしゅん↑…しゅん…」
さとみ「だるっw」

伝説のしゅん動画( ´･ω･` )

さとみ「飯食いに行く？」
A「行く〜」

軽く伸びをして眼鏡を外したさとみくん。

出かける支度をして二人で家を出る。

信号を渡ろうとすると、
手をぎゅっと握られて引っ張られた。

さとみ「赤なんだけど」
A「ボケてた。ごめん」

やれやれ、って顔でこっちを見られる。

数秒後、ちゃんと横断歩道を渡って、
さとみくんの目的地についたみたい。

パスタ屋さん。

さとみ「ここ安いし美味いの。ころんに教えてもらった」
A「へえ〜」

メニューを見るとどれも美味しそうで悩む。

A「じゃあ私これ」
さとみ「俺もそれにしようと思ってた」
A「えー、こっちとも悩んでた」
さとみ「じゃあ半分こする？」
A「する！」

食べたいものを両方食べれるなんて、贅沢だあ。

お料理が届いて写真撮って
二人で「いただきます」。

A「！！」

「「んま〜！」」

お皿を交換して、また二人で

「「んま〜！」」

なんて幸せを味わう。

￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
ランキングがああ、あざあああああす

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