ぷりんすなお姫様 ２【すとぷり】

王様ゲーム ページ43

今日は秘密の特訓終わりに
みんなでさとみくんの家にお邪魔。

王様ゲームをすることになった。

いつか使った罰ゲームカードを引っ張り出してきて
準備完了。

「「「王様だーれだ！」」」

みんな一斉にくじを引く。

莉犬「あ、俺だ！！」

カードを一枚引いて確認する莉犬くん。

莉犬「"右隣の人と手をつなぐ"だって。A」
A「はいよ」

ぎゅうっと左手を握られる。

いや、初っ端から結構…ねぇ？

続いての王様は、

ころん「僕だ！！！」

カードの内容は
"全員から同時に10秒間くすぐられる"。

ころん「え、めっちゃやだ、やだ、やだ！！やだー！！」

10秒はかってみんなでころちゃんにこしょこしょ。

ころん「…もうやめよ」
ななもり「なんでだよw」

次に王様になったのは私。

"オカマ言葉で自己紹介"らしい。

A「ワタシ、Aでぇす。コンニチハァ！」

すとぷりアニメに出てくる李・犬先生のような
話し方で自己紹介。

A「ねえこれ王様ゲームじゃなくて罰ゲームじゃないの…？」
さとみ「はい次行こー！」

ガン無視して次の王様を決め始めるみんな。

おいおめぇらぜってぇゆるさねぇかんな！

さとみ「あ、次俺やん！うぃいいい！」

"左隣の人の指定した所にキスをする"という内容らしく、

なーくんのほっぺにキスをしたさとみくん。

みんなだいたい一周したかな、という所で
私の地獄が始まった。

るぅとくんが"異性とハグして好きという"というカードを引き、異性の私が相手になって、

なーくんが"異性と腕を組む"というカードを引き、またまた異性の私が相手になって。

…女一人ってかなり不平等じゃないかい？

ころん「"10秒間右隣の人を膝枕をする"…A、おいで」

こわいいいいいいい。

ころちゃんの膝枕とかこわすぎる。

ビクビクしながらころちゃんの膝に頭を乗せる。

やがて10秒が経ってもとの姿勢に。

そして、再び私が王様に。

A「えーっと、……"全員に耳に吐息を吹きかけられる"…//」

…嫌なんだけど！！

めっちゃ嫌だ！！

でも、仕方ないから…

覚悟を決めて瞳を閉じる。

莉犬「A、ふーーっw」

耳がくすぐったくて体が反応する。

さとみ「ふっ…」

短く強い息。

ななもり「ふーー…ふふっw」

耳元で笑われるとその分吐息がかかるんです！なーくん！

るぅと「ふ、ふー…」

控えめな吐息。

ジェル「ん、ふーー…」

ちょっとえっちなジェボ。

ころん「ぶーっ」

なんやねんお前それ。

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