ぷりんすなお姫様【すとぷり】

＊ ページ45

私は顔を洗いに行って
髪も整えて

時間を確認する。

あれ、結構早起き。

みんなのこと起こそうと思ったけど
まだもうちょっと寝かせてあげよう。

A「ちょっと着替えるからむこう向いててね」
莉犬「はーい」
るぅと「わかったー」

浴衣を脱ごうと帯を外すと、
なんだか視線を感じる。

気づかないふりをして
浴衣を肩までさげて

一気に後ろを振り返る。

途端、ばさっと布団の中に隠れた頭が4つと
ぶんっと私と反対方向に向いた首が2つ。

わかりやすすぎるやろ。

A「さすがに無理があるから！！」
ころん「いやー、無理かw」

ななもり「俺見るつもりなかったんだけどね、目覚めたらそーなってたからね、ごめんね、」

布団から顔をぴょこっと出すみんな。

やだ、かわいい。写真撮る。

莉犬くんとるぅとくんは遠慮しながら
私の方に向き直った。

私はささっと着替えて
布団をたたむ。

A「はいはいみんな起きたんだったらお布団から出て！たたんで！」
さとみ「わー、横でばさばさしないでー」
A「もぐるな！起きろ！」

さとみくんの布団を引っ剥がして
ばさばさしてやる。

その調子でみんなの布団をばさばさする。

諦めたみんなは布団をたたみだす。

いいこいいこ。そーゆーの大好きだよ。

A「ジェルくん？」
ジェル「ん？」
A「たたみ方みんなと違うってわかんない？」
ジェル「いやみんなが間違ってるんだよ」
A「なんでだよw」

旅館の人ができるだけ楽になるようにね。

ちゃんとキレイにしとかなきゃ。

みんなの着替えなどの準備が終わった頃
スタッフさんがやってきて
朝食の準備をしてくれた。

朝ごはんをあまりしっかり食べない私達にとっては
かなりキツイ量だけど、

美味しかったからぺろり。

荷物の整理をして旅館の人に挨拶をして
旅館をあとにした。

とっても良いお天気。観光日和。

私達に計画は特にない。

ぶらぶらするだけ。

A「私ス○バ行きたい！！調べたの！めっちゃいい感じよ！」

あのおしゃれで有名なコーヒーショップ。

ななもり「じゃあスタ○行こうか」

少し移動すると、
めちゃめちゃ京都っぽい街並みに出会う。

るぅと「あ、着物レンタルあるー」
A「おおお、」

みんなで着ちゃう？ってなことになったので
レンタルすることに。

写真を何枚か撮って、
また京都の街並みを歩く。

やがて見つけた私の目当てのお店。

座敷の○タバ…！すごい！！

飲みたいものを頼んで待つ。

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