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ページ43

さとみ side

…やべえ、歯止め聞かねえ。

理性が飛びそうになった瞬間

肩に感じた衝撃ではっとなった。

A「はぁ……っ//」

目の前には服装を乱して息を荒げているA。

鋭い目つきで俺を見つめている。

……やっべえ。やらかした。

それからAに痛いところを突かれまくったけど、

悔しいし…
意識してほしかったから、
ポーカーフェイスを保った。

さとみ「かわいいって思っちゃったんだもん」

ぽろっと出た本音。

いや、さっきも何度かかわいいって
言っちゃってた気もする。

でも俺はそのあとのAの言葉に
ポーカーフェイスを保てなくなった。

A「忘れてあげる、」
さとみ「は?」

俺のこと、ちょっと意識してたはずなのに。

それを全部記憶から消すってことだよな…?

A「ちょっと私出てくる」

服装を正しながら部屋を出ていったA。

その顔はまだほんのり紅くて、

やっぱ俺のこと意識してたんじゃん、って
俺の頭は判断してしまう。

でもまあ…

酔っ払ってたから、仕方ない。

その方がこの先も変わらずに済む。

うん、そうしよう。

俺は朝起きたら
何もなかったかのように接する。

微塵も残ってないアルコールが
残っていたふりをするんだ。

頭を整理して再び布団に入ろうとすると、
すぐ隣から声が聞こえた。

ジェル「さとみくん抜けがけー?」

心臓がどきんと跳ね上がる。

ジェル「A、かわいいよね、俺もめっちゃわかる」
さとみ「……」

うんうん、と言いながら
体を起こすジェルくん。

ジェル「でもそう思ってるの、俺ら二人だけじゃないの、知ってた?」
さとみ「……」

ちらっとジェルくんの奥にいるみんなの方を
確認する。

ぐっすり眠っている。

ジェル「さとみくんは我慢できなかったかあ…"酔っ払ってた"もんねぇ…」
さとみ「……」

笑顔の圧力が重く感じる。

ジェル「んじゃ、A迎えに行こうかなー。真っ暗だし。」

さとみ「…ごめん、」
ジェル「さとみくん」

出ていこうと立ち上がったジェルくんが
俺を見下ろす。

ジェル「俺、さとみくんのことも好きだからね」
さとみ「なんだよ…w」

おどけた表情のまま部屋を出ていったジェルくん。

俺は自分のしたことに後悔を覚えながらも、

この記憶が消えずに
ずっと残ればいいと思ってしまった。

*→←*



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いちご - リクエストです!(名前)ちゃんがたおれて、メンバーが助けるっていうのをお願いします。 (8月10日 15時) (レス) @page19 id: 43c577427d (このIDを非表示/違反報告)
かりん(プロフ) - キツネさん» 偶然ですね!!よかったです笑 (2019年4月21日 17時) (レス) id: 24f3758629 (このIDを非表示/違反報告)
キツネ - 私誕生日1月だから嬉しい! (2019年4月21日 15時) (レス) id: 55194c6b92 (このIDを非表示/違反報告)
かりん(プロフ) - なつみさん» ころちゃんのピンク…がんばります、笑 (2019年2月28日 23時) (レス) id: 24f3758629 (このIDを非表示/違反報告)
なつみ - ころちゃんとのピンクが見たい欲がやばい。良かったら書いてください! (2019年2月28日 17時) (レス) id: d37bac9867 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:かりん | 作成日時:2018年9月14日 23時

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