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でも無理矢理連れ回しても
きっと楽しくないだろうから、

私も部屋に帰ることにした。

だってバルコニー(?)あるし。

そこから景色見えるし。

一人でるんるん鼻歌。

今度録音する予定の歌。

A「いやーー最高だね。」
ななもり「ほんとだねー」

この部屋。

畳の匂いが落ち着く。

私は真っ先に部屋に入って
急須で人数分お茶を入れる。

私のわがままで一緒に旅行来てくれたんだからね。

ちゃんとお世話しなきゃ、うんうん。

A「どーぞー」

座布団も並べて
七人でお茶をすする。

A「!!!」

やだ、なにこれ、美味しい。

わかった煎茶に本物の抹茶が入ってるんだ!

いやああん、美味しいよぅ……

ころん「Aさ、お茶いれんのうまくね?」

A「いやお茶が美味しいんだよ」

莉犬「え、それもあるけどいれ方もあるでしょ」

そうなのかな?

よくわかんないから首を傾ける。

ジェル「こーゆー嫁いいよね」
A「私みたいな?」

さとみ「わかる!周りの世話全部してくれんのめっちゃいい!」
るぅと「家政婦じゃん」

私もしかして出来る子なのかな…?!

優秀だったりする?!

褒めてほしくてなーくんを見つめると
視線に気付いたなーくんがふにゃんと笑って、

ななもり「Aにはいつも助かってるよ」

頭を撫でてくれた。

わあい。なーくん好きー。

莉犬「Aに尻尾が見える…」
さとみ「犬はこっちにいるのにな…」
莉犬「うるせぇ」

なーくんに撫でてもらえてほくほく。

ふとジェルくんの湯呑みが空になってるのが見えた。

A「あ、ジェルくんおかわりー?」
ジェル「んぁ、じゃあもらっていいー?」
A「おまかせくださーい」

なんだかお手伝いがんばってる子供の気分。

褒められ慣れてないから
普通にすごく嬉しい。

ジェル「ありがとー」
A「いーえー」

みんなもお茶を飲んでほくほくしてるから、
私はちょっとバルコニーに出ようかな。

設置してある椅子に腰掛けて景色を眺める。

一面真っ赤なわけじゃなくて、
ところどころ黄色だったりまだ青かったり。

それがまた、いいですなぁ…

思い出のかけらを写真に残す。

そのままケータイのロック画面を見て
そろそろ夕日が沈む時間だと気付いた。

A「ねえみんな、」

一度部屋に戻る。

A「夕日沈むの一緒に見ない?」
ころん「ん、見る!」

みんなで一緒にバルコニーに出る。

私一人の時とは比べ物にならないくらい
密度が増してあったかい。

*→←*



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いちご - リクエストです!(名前)ちゃんがたおれて、メンバーが助けるっていうのをお願いします。 (8月10日 15時) (レス) @page19 id: 43c577427d (このIDを非表示/違反報告)
かりん(プロフ) - キツネさん» 偶然ですね!!よかったです笑 (2019年4月21日 17時) (レス) id: 24f3758629 (このIDを非表示/違反報告)
キツネ - 私誕生日1月だから嬉しい! (2019年4月21日 15時) (レス) id: 55194c6b92 (このIDを非表示/違反報告)
かりん(プロフ) - なつみさん» ころちゃんのピンク…がんばります、笑 (2019年2月28日 23時) (レス) id: 24f3758629 (このIDを非表示/違反報告)
なつみ - ころちゃんとのピンクが見たい欲がやばい。良かったら書いてください! (2019年2月28日 17時) (レス) id: d37bac9867 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:かりん | 作成日時:2018年9月14日 23時

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