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高杉side
あの女を捕らえて2週間ほどが経つ。神田Aという女は気さくで、その笑顔に惹かれる奴等は少なからずいた。
俺も、その1人だ。暇があればソイツの居る部屋を訪れ、話をする。
唯それだけがひどく心地いいものだった。
だが最近は違う。
神威との面識があったと言う。神威は相当Aに惚れ込んでいるらしい。
それが恋情なのか友情なのか、はたまた姉のように慕っているのか。
それは分からないが部屋の前を通る度聞こえる2人の話し声はひどく不愉快なものだった。
コイツを俺のモノにしたい。
いつからか芽生えたそんな感情に任せ、高杉は神威を部屋から追い出す。
Aが「何か用かな?」と尋ねるがそんな物は無く。「少し、話がしたかっただけだ。」と言えばAはクスクスと笑い出す。
その姿に胸が高鳴るのを感じた高杉だったがそれが何なのか、彼はまだ気づいていない。
1時間くらいだろうか。話に花を咲かせていた2人だったが、高杉には仕事があった為に部屋をでる。
すると部屋の前には神威が立っていた。
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もじゃ(笑)(プロフ) - 主人公の口調が文○トの太宰さんと似ててサイコーでした(笑)久々にいい小説見つけた気がします。 (2017年11月2日 23時) (レス) id: 0769c034ec (このIDを非表示/違反報告)
アルハ(プロフ) - 夜桜羽音さん» コメントありがとうございますー!面白いといってもらえて幸せです・・・頑張ります! (2017年1月25日 22時) (レス) id: 5e4beefb64 (このIDを非表示/違反報告)
夜桜羽音(プロフ) - 面白かったです!私もなかなかのSなので…(沖田君よりはSじゃない!)更新待ってまーす (2017年1月21日 22時) (レス) id: 8da26b4a15 (このIDを非表示/違反報告)
アルハ(プロフ) - 沖田凛和さん» ご意見ありがとうございます。いつ全巻揃えられるか分かりませんが、新刊で集めてみようと思います!(笑) (2016年10月24日 6時) (レス) id: 5e4beefb64 (このIDを非表示/違反報告)
沖田凛和 - 新刊がいいと思いますよ (2016年10月24日 0時) (レス) id: 7a604612c5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:アルハ | 作成日時:2016年9月30日 22時