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山崎「副長、目撃情報がありました!マントを付けた男がAちゃんらしき女性を抱えていたとの事です!!」


土方「そうか···。それで、その男は何処に行った?」


山崎「恐らく、鬼兵隊と見られる船かと···。」


その山崎の一言で辺りがざわめき出す。目の下に薄らとクマが見られる土方は目を見開き「なぜ奴が···。」と零す。

しかしもしその情報が確かだとするならばAの救出は絶望的である。相手は宇宙空間だに居るろうし、広い宇宙では見つけることは不可能だ。土方が煙草に火をつけようとすると。


沖田「土方さん、まさか諦めてんじゃねぇでしょうね?」


と、こちらも目の下にクマができている沖田が土方に話しかける。


土方「······諦めたわけじゃねぇ。だが、助け出すのは不可能だろ。奴らがどこに居んのかも分からねぇ。」


沖田「土方さんはやっぱり馬鹿ですよねィ。そんなんだから部下に苛められるんでさァ。」


土方「ンだとコラァ!!!!!大体苛めてんのはテメェだろうが!!!つーか、あれは苛めなんてモンじゃねぇよ?!!!殺しにかかってんじゃねぇか!!!」


沖田は土方を横目で見ながら鬱陶しそうに耳を塞ぐ。それは隊士達も同じようで。ハッと我に帰った土方は口を紡ぐ。それを満足気に微笑みながら見た沖田は口を開く。


沖田「奴さん達ァ多分近々地球に来やすぜ。」


土方「なぜそう思う。」


沖田「Aさんを攫った、つー事は奴らはAさんがこの真選組にとって大事なモンだと知ってる筈でさァ。なら、奴らの目的はAさんを人質に俺達を潰すことでしょう。その交渉の為に再び奴らは姿を現す。」


土方「···つまり奴らが地球に来た所を襲撃、か。······よし、テメェ等!!!いつでも動けるよう準備しろ!!!山崎!!オメェは鬼兵隊の船を見かけ次第連絡しろ!!!」



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もじゃ(笑)(プロフ) - 主人公の口調が文○トの太宰さんと似ててサイコーでした(笑)久々にいい小説見つけた気がします。 (2017年11月2日 23時) (レス) id: 0769c034ec (このIDを非表示/違反報告)
アルハ(プロフ) - 夜桜羽音さん» コメントありがとうございますー!面白いといってもらえて幸せです・・・頑張ります! (2017年1月25日 22時) (レス) id: 5e4beefb64 (このIDを非表示/違反報告)
夜桜羽音(プロフ) - 面白かったです!私もなかなかのSなので…(沖田君よりはSじゃない!)更新待ってまーす (2017年1月21日 22時) (レス) id: 8da26b4a15 (このIDを非表示/違反報告)
アルハ(プロフ) - 沖田凛和さん» ご意見ありがとうございます。いつ全巻揃えられるか分かりませんが、新刊で集めてみようと思います!(笑) (2016年10月24日 6時) (レス) id: 5e4beefb64 (このIDを非表示/違反報告)
沖田凛和 - 新刊がいいと思いますよ (2016年10月24日 0時) (レス) id: 7a604612c5 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:アルハ | 作成日時:2016年9月30日 22時

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