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『いい加減君の目的を話してくれないかな?高杉くん。』
高杉「···そんなに知りてぇのか···?」
『当たり前だろう。理不尽に捕えられたこっちの身にもなってもらいたいものだよ。関節やら腰やらが痛くて仕方ない。』
高杉「ククク···相変わらず威勢のいい女だ···。嫌ェじゃねぇぜ?」
我慢の限界がきたAは半ばキレ気味で高杉に話しかける。話をはぐらされた事に更に苛立ちが募る。大きく舌打ちをし、再び高杉を視線に捉える。
『···いいから言えよ。いや、やっぱり興味無いわ。早くここから出せ。高杉。』
低い声でそう言えば依然として余裕そうな顔を保ったまま。小さく喉を鳴らす。
···何が面白いのか。と目つきを鋭くする。すると。
?「んー?何か邪険だねェ。どーしたの?シンスケ?」
呑気な声が。扉を見るとサーモンピンクの青年が立っていた。青年は高杉とAを見据え、「殺り合うなら俺も混ぜてヨ。」と、愉快そうに言う。
『誰だい?君は···。』
?「クスクス、覚えてないの?オネーサン。俺だよ俺。」
笑顔を浮かべながら自らの顔を指さす青年暫く彼の顔を凝視したAだったが何かを思い出したように声を漏らす。
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『···神威······くん·········?』
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もじゃ(笑)(プロフ) - 主人公の口調が文○トの太宰さんと似ててサイコーでした(笑)久々にいい小説見つけた気がします。 (2017年11月2日 23時) (レス) id: 0769c034ec (このIDを非表示/違反報告)
アルハ(プロフ) - 夜桜羽音さん» コメントありがとうございますー!面白いといってもらえて幸せです・・・頑張ります! (2017年1月25日 22時) (レス) id: 5e4beefb64 (このIDを非表示/違反報告)
夜桜羽音(プロフ) - 面白かったです!私もなかなかのSなので…(沖田君よりはSじゃない!)更新待ってまーす (2017年1月21日 22時) (レス) id: 8da26b4a15 (このIDを非表示/違反報告)
アルハ(プロフ) - 沖田凛和さん» ご意見ありがとうございます。いつ全巻揃えられるか分かりませんが、新刊で集めてみようと思います!(笑) (2016年10月24日 6時) (レス) id: 5e4beefb64 (このIDを非表示/違反報告)
沖田凛和 - 新刊がいいと思いますよ (2016年10月24日 0時) (レス) id: 7a604612c5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:アルハ | 作成日時:2016年9月30日 22時