容姿端麗、頭脳明晰、鈍感女【銀魂】

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沖田side


土方｢おい、行くぞ。モタモタしてんじゃねぇ。｣


『君は絶対モテないよね。顔はいいのに顔は。こういう時は手を差し出してハニーを引っ張っていくのがダーリンの役目だよ。』


土方｢誰と誰がハニーとダーリンだこら。テメェのストーカー誘き出すための偽装カップルだろーが。調子に乗んな。｣


クソ気に食わねぇ。沖田は顔をしかめる。
上の会話を見てわかると思うが土方とAはこれから“恋人”として町に出る。約2時間の攻防の末、土方が折れたのだ。

Aは白に青い花が散った着物を、土方は黒い着物を身にまとい、今まさに屯所を出ようとしている。2人の並んで歩く姿はホンモノの“恋人”のようで。それが更に沖田を苛立たせた。


沖田｢ﾁｯ···近藤さんがあんな余計なこと言うからでさァ。腹立つ。｣


近藤｢え?!!急になんだよ、総悟!!｣


沖田｢あんたが『トシと恋人としてならいいんじゃないか!!ストーカーも黙ってはいないだろう!!』とか言いやがるから。｣


不手癖る沖田を一瞬目を見開いて見る近藤だったが直ぐに微笑み、沖田の頭を撫ぜる。
不機嫌そうに近藤の顔を見る沖田だったが、何かを思いついたのようにいやらしく笑う。


沖田｢その手があったぜィ。近藤さん、俺もストーカーしやす。｣


近藤｢人の顔見てストーカー思いつくってどうゆう事!!!??｣




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