お騒がせカップルの模範【沖田総悟】

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銀時｢ともかくだ！ここから先に行くのは却下だ、今すぐ出口に戻る！｣


土方｢テメェ･･･話聞いてんのか？この先に行かねェと俺達は帰れねーんだよ。戻るなら一人で戻れ。｣

銀時｢何でンな事言うんだよ泣くぞ!!｣


ギャーギャーと、またしても大騒動である。2人共気を張り合ってはいるものの、その手はやっぱりギュッと私の手を握り、汗を流し続けていた。


指先が冷たくなってきているのが、2人が怖がっている事の証拠なんだろう。なんだか2人のそんなほんわかな1面を見れて、私の心はそれはもう穏やかなものになっていた。


｢今の私達ならいける気がします。頑張りましょう旦那！｣と投げかければ、｢何を頑張るんだよォォ！｣と涙ながらに訴える。

それでもその足が私と土方さんに付き添うように進められるのは、きっと旦那は一人になるのが怖いから。全くもって、可愛いものだ。これでマダオじゃなかったら尚更よかった筈なのに。


ーーーなんて、そんな悠長な事を考えられていたのもここまで。


ガサッと草むらの茂みから音が聞こえた。
３人共息を押し殺してその音に聞き入るが、どうやらそれは風のようで。ホッと胸をなで下ろしたのも束の間。


ーーーガサガサガサガサガサ


明らかに、それは風なんかじゃなかった。まるで草を踏みあらすような、誰かが走ってくるような、そんな音。




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テスト終わりました。一応課題も終わりました！

これから少しずつ更新速度アップしていきますので、これからもお願いします！

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