ぶっ飛びカップルの模範【沖田総悟】

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土方side




『土方さァァァん！』


土方｢ごぶふっ！｣


『総悟落っことしちゃいました！ど、どうしよううう!!風がブワッて吹いてゴォッて飛んでってスカートパニック起きちゃって総悟がァァァ!!』

土方｢ゲホゲホっ···、落ち着けバカ！何を言ってるか全く分かんねェわ!!｣


いくら湿気があるからと言って数時間歩きっぱなしだと喉が渇くものだ。炭酸が恋しい所だが、生憎甘いものはあまり好きではない。


そこで近くの自動販売機で購入したのはブラックコーヒー。それを喉に流し込んでいれば後ろから思い切り体当たりされる。そのままの勢いで顔面から自動販売機に突っ込んだ。


額あたりから生暖かい何かが流れるのを確信しながら一体誰だ、と後ろを見やればーーーそこには涙鼻水で顔がグチャグチャになっているAが俺の背中に抱き着いている状態だったのだ。そして何が何か分からない事を口走りやがる。


土方｢一旦落ち着け、はい深呼吸。｣


『あのですね、多分私のスカート結構上に舞い上がっちゃったんで、道歩いてたあのオジサン絶対私のパンツ見たと思うんです！』

土方｢総悟を落とした話はどうなった。｣


『どうしましょう！今日のパンツ3枚で1000円の安物パンツなのに！(ここ重要)あぁこんな事ならこの前買ったピンクにしとけば良かった···！』


土方｢お前のパンチラ事情はどーでもいいんだよ、さっさと本題に入れっつーか離れろ暑い!!!｣




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