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沖田「ーーーヘェ、こりゃまた豪華な式ですねィ。
流石はボンボン。やる事が違ェや。」



土方「そりゃそうだろ、何せ今日の主役は
大企業谷村組の跡取り息子らしいじゃねェか。」



沖田「成程ねィ、道理で神経質になるわけだ。
ーーーつーか、それなら客なんざ
呼ばなけりゃいいのに。」



土方「色々あるんじゃねェの?」



沖田「ーー色々、ねェ。」






ったく、つくづくボンボンってのは面倒臭ェ。
集まって豪華な格好してりゃ偉いとでも
思ってんのかねェ。





沖田「はぁ、折角の俺の非番が···、土方さん。
明日は今日の分の振替ってことで
非番にしてくだせェよ。」



土方「何言ってんだ、テメェは今日バリバリ
仕事だろうが。何勝手に非番にしてんだあァ?」





そんな土方さんを無視して飾られた
これまた豪華な飯を口に運ぶ。
ーーまァ、流石はボンボンが食う飯なだけある。
そこらのファーストフード店の
ハンバーグとは比べ物にならねェくらい美味い。




土方「おい、総悟。人の話を聞く時は
箸を置いて······、」



沖田「まぁまぁ土方さん、そうカッカ
しねェでくだせェよ。ほら、これスゲェ
美味ェですぜ。」



土方「もがっ、」




隣で口うるさいソイツの口の中に
よく分からない肉の塊を突っ込む。
そうすれば土方さんは大人しくソレを咀嚼し。
「マヨネーズがあればもっと美味しい」
等と吐かしやがった。



その言葉通り先ほどの肉に大量のマヨネーズを
ぶっかけてかぶりつく土方さんを
横目に俺も料理を口に運んでいると。



ーーー突如、大きな歓声が聞こえた。




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たろ。(プロフ) - ぐぬ、、、最高すぎる、、、 (2022年6月15日 19時) (レス) @page47 id: ba071d904f (このIDを非表示/違反報告)
アキ(プロフ) - ちょっぴり切なくて感動するし、設定とかもう全部引っくるめて大好きです!泣待ち人が攘夷浪士だったっていう設定もそれはそれでいいなって思いました笑笑笑 (2022年2月27日 20時) (レス) @page45 id: 011262e667 (このIDを非表示/違反報告)
にょろ - 癒された…心があったかくなりました(*´ω`*) (2018年11月15日 20時) (レス) id: 04a2fc2925 (このIDを非表示/違反報告)
沖田優朱 - めちゃくちゃ感動しました! (2018年9月30日 2時) (レス) id: a3af942d1f (このIDを非表示/違反報告)
ミズキ - 涙腺が・・もう崩壊寸前なんですが・・。とっても感動しました!沖田の勝ち目が無いと分かっていても一途に思い続け、主人公の幸せを願うところとか最高過ぎて・・!カップルシリーズも頑張ってください! (2018年1月21日 17時) (レス) id: 76bba592ea (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:アルハ | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/bfd3c0329e2/  
作成日時:2017年2月18日 9時

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