お似合いカップルの模範【沖田総悟】

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銀時｢総一郎くん、本家は出しちゃいかんよ本家は。坂本辰馬ね、た・つ・ま。あんな偉大な幕末の人とあんな声がデケェだけの阿呆を一緒にしちゃいかんよ。ンで？その辰馬がどうしたんだい？｣


沖田｢実はですねィ···｣


あの電話があってから1日が経ち。俺達はと言うとA救出の策を練っていたのだ。ーーだがしかし、あのチンピラシータっつーと確か春雨海賊団の団長様だった気がする。


つー事は奴等は宇宙にいる可能性が高い。だが俺達には艦こそあるものの、宇宙に行ける程の物じゃないのだ。···つまり、俺達真選組の力だけで春雨に近づくのは不可能に近い。



そこで思いついたのは、この目の前の死んだ魚のような目の男の知り合いである、快援隊の男に協力を頼むというものだ。宇宙で商売をするそいつ等なら春雨に近づくのもある程度は可能な事になるだろう。


そんな考えの元、今日の俺は万事屋の玄関をぶち壊してやって来たのだ。その全てを旦那に話すと。


銀時｢Aがーーンな事頼まれるまでもねェよ。勿論協力すらァ。だがな、総一郎くん···こっちだって商売やってんだ。ーーーいくら？｣


沖田｢ーー俺の給料1ヶ月分。｣


銀時｢よし乗ったァ！おい神楽、新八ィ！久しぶりに給料払えるかもしれねェぞ?!泣いて喜べ！｣


神楽｢こんなクズ野郎初めて見たアル。｣


新八｢もう生きている価値ありませんね。｣


銀時｢···あれ?!!｣




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