お似合いカップルの模範【沖田総悟】

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銀時｢で？ゴリ藤ゴリゴリさんは一体何の用ですか。俺達敵の筈だよね？｣


近藤｢誰だよゴリ藤ゴリゴリさんって。｣

銀時｢お前だよ。｣

近藤｢違う人だ!!!｣


リアルすぎるゴリラの被り物を被ったゴリラがまくしたてる。元々大きい声をしているのに騒ぐし近いしで耳が痛くなる。


取り敢えず腹が立ったので1発殴るとゴリラの被り物を被ったゴリラが···なんかややこしいな。もう総合してゴリラで。

身も心もゴリラが痛さの為か悶え始めた。


神楽｢つーか邪魔アル、ゴリラ。こんな所で寝転がらないで大人しく動物園に戻るヨロシ。｣


近藤｢痛っ！チャイナさん蹴らないで！俺は此処を退くわけにはいけねーんだよ!!｣


銀時｢······知らねェよ、さっさと退け。｣


近藤｢せめて理由を聞こう!!｣


ーーーめんどくせェ。さっきから何キャラだコイツ。理由を聞いて欲しいだのなんだの···かまってちゃんか、気持ち悪ィ。


廊下を塞いでしまっているゴリラを強行突破しようと試みるが、それは新八の｢何でですか？｣という言葉に遮られてしまう。


銀時｢おい、···ンな事聞く必要ねェよ。｣


新八｢すみません、あまりに可哀想だったので···。まぁ、聞いてやりませんか？｣


近藤｢新八くん···！やっぱり俺の未来の弟は優しい子だな···！俺はこんないい子を弟に貰えて嬉しいよ!!｣

新八｢誰が弟だ。｣



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