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黒子side
黒子：「はぁ。火神くんって本当にバカだったんですね」
火神：「毎日じゃねーだろ！人にはうっかりってもんがあるだろ！」
黒子：「そういう問題じゃないんですよ」
僕らは今、部室にいます。
どうしてこうなったかと言うと…
話は15分ほど前に遡ります。
ー15分前ー
火神：「なあ、黒子。マジバ行かね？」
黒子：「そうですね。お腹も空きましたし、行きましょう。」
火神：「バニシェは食いもんじゃねーよ」
黒子：「何言ってるんですか火神くん。君はやっぱりバ火神なんですね。バニシェは立派な食べ物です。」
火神：「はぁ。もういいわ」
そんなこんなでマジバに着いたんですが…
ﾋﾟﾛﾝ
黒子：「あ、僕です。」
僕のスマホがなりました。
見てみると、
黒子：「バスケ部のグループに、監督からです。」
火神：「ほんとか？！え？じゃあなんで俺のスマホは鳴らないんだ？」
黒子：「さあ？通知OFFにしてたんじゃないんですか。」
火神：「いや、してねー」
黒子：「スマホ、見てみたらどうですか」
火神：「そうだな。」
そういうと、火神くんはカバンの中をあせり始めました。
しかし、一向にガサゴソという音が止むことはなく、
黒子：「まだ見つからないんですか？」
しびれを切らして聞いてみると、火神くんの顔がだんだん青ざめていきました。
火神：「黒子…俺、スマホ部室に忘れた。」
黒子：「え？」
火神：「だから！スマホ忘れたんだって！」
黒子：「何してるんですか。はぁ…早く取りに行きますよ。」
火神：「お、おう。わりーな」
というわけです。
それにしても…
黒子：「まだ見つからないんですか？」
もうここに来て10分くらい経ってますよ。
火神：「おかしいな。ロッカーに入れて置いたんだけどな」
黒子：「こういう、椅子の下とかに落ちてるんじゃないんですか。 ありました。」
火神：「まじか！ありがとな黒子！」
黒子：「どういたしまして。」
火神：「それより、黒子。俺、ずっと考えてたんだけどバスケして行かね？」
黒子：「僕も思いました。白神くんのことがあって、全然練習に身が入りませんでしたから。」
火神：「おっしゃ！じゃあ行くか！」
めずらしく、今日は火神くんと気が合うみたいです。
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千椛(プロフ) - 続きがとても気になります！！更新楽しみに待ってます♪ (2022年2月22日 22時) (
レス) @page44 id: 5a2d0a48cd (このIDを非表示/違反報告)
アクア - すっごい気になる終わり方デスネ、続き楽しみすぎてヤバいです。 (2020年8月3日 23時) (レス) id: 09cbd981b0 (このIDを非表示/違反報告)
可也 - めちゃくちゃ面白かったです！続き楽しみにしてます！！！ (2019年6月14日 16時) (レス) id: 430d859c05 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：葉月 | 作成日時：2019年3月14日 9時
