ラジオ ページ33
「皆さんこんばんは、瀧口Aのテキトーラジオ、パーソナリティの瀧口です」
「この番組は私、瀧口の気分次第で進行する、まさにテキトーがモットーのラジオになっております、炎上しても知りません」
「あの〜今日ね、放送局来る途中にいきなり雨降ってきてさ」
「予報見ないで家出ちゃったから、傘もってなくて」
「めちゃくちゃびしょ濡れになりながら放送局まで駆け込んだら、先にゲストの男が到着していましてですね」
梅原「僕ですね」
「まだ紹介してないんで喋らないでください」
梅原「テキトーラジオだからテキトーでいいんでしょ?」
「いいけど全ての権限は私にあるから」
梅原「王様じゃん」
「ということで、今回のゲストは遂に来てしまった梅原裕一郎さんで〜す」
梅原「こんばんは、梅原裕一郎です」
「それで話の続きですよ、梅原くんが放送局に先着していたんだけど、びしょ濡れの私見た途端爆笑しだしたんですよね」
梅原「でもその後タオルで拭いてあげたじゃん」
「好感度取り戻そうとしてる魂胆見え見えだったから無理」
梅原「手厳しいなぁ」
「今のうちに好印象持たせておいて、ラジオで好き勝手やろうと思ってるのなら大間違いだからね」
梅原「俺のこと何だと思ってんだよお前」
「すぐ漏らす変態」
梅原「テメェコラ」
「そろそろメール読んでいきましょうかね〜、じゃあはい読んで」
梅原「初っ端のメールをゲストに読ませるパーソナリティがいるかよ」
「いるでしょここに」
梅原「……チッ」
「うわ舌打ちした」
梅原「え〜サラダチキンさんからいただきました。[Aちゃん、ゲストの梅原さんこんばんは。ずっとテキトーラジオに出たい出たいとおっしゃっていた梅原さんが、遂に出演することを知り、メールを送らせていただきました!もしよろしければ、ゲスト出演することになった経緯を知りたいです!これからも応援しています]とのことです」
「経緯ね〜」
梅原「簡単に言うと賄賂ですね」
「違います」
梅原「大金渡したら、出演する権利を貰えました」
「違います」
梅原「どこも違わないでしょ」
「あ〜〜またこれだよ、梅原くんがボケると毎回私が振り回される流れになるんだよね」
梅原「常に人振り回してる人が何を言ってんだ」
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名無し - 更新ありがたやー!!! (5月6日 11時) (レス) @page50 id: 5d4eebdee6 (このIDを非表示/違反報告)
名無し - ありがたい…今まで通り夢主大好きな梅原さんをよろしくお願いします (4月8日 0時) (レス) @page49 id: 5d4eebdee6 (このIDを非表示/違反報告)
彩弥 Ayami(プロフ) - いつも読ませていただいてます!!良平さん最推しなので良平さん登場させていただけるの嬉しいです!!! (3月16日 17時) (レス) id: 0161f172e7 (このIDを非表示/違反報告)
えりちゃん - 八代くん出してくれるの嬉しいです! (1月24日 0時) (レス) id: f4342f2c6a (このIDを非表示/違反報告)
キジ(プロフ) - コメント失礼します!千晃くんの小説少ない中、最高のきゅんきゅんエピソードばかりで愛読してます🥹 (12月5日 17時) (レス) id: 69c00db8f6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ナゴミ | 作成日時:2023年8月25日 21時