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それから帰ってきた両親と
一緒にお鍋を食べて
片付けをした後、
少し早めだけれどわたしは
学年末試験に向けて
お兄ちゃんに勉強を教えてもらった。


雄登「Aも勉強できるようになったね」

A「何そのできなかったみたいな言い方」

雄登「実際できなかったじゃん」

A「まぁお兄ちゃんの高校には行けなかったけど…。あの頃はほんと頑張ってなかったからね」

雄登「学内でトップに立つくらいなら努力してるって証拠だよ」

A「私勉強しておかないと龍我がやばいからなぁ」

雄登「Aの先生が俺で、龍我の先生がA。那須家ってすごい!」

A「急に何それ」

母「雄登!A!お風呂湧いたから順番に入りなさーい」

兄妹「「はーい」」









雄登「俺先な」

A「レディーファースト」

雄登「俺!」

A「わたし!」

兄妹「「いやーーーーー!!」」


母「うるさい!」

父「あいつらいつまで風呂前の行事やるんだ?」

母「静かに降りてきなさいってずーっと言ってるのにきかないんだから」


一番風呂争奪戦は
わたしとお兄ちゃんによる
決着のつかない戦闘なんです。

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作者名:のん. | 作成日時:2018年12月15日 1時

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