28 ページ28
龍我「楽しかった〜！」
雄登「まじでたくさん食べれて幸せ！！」
A「それはよかった」
飛貴「お前らまじ食べすぎな」
食派の2人と、
アトラクション派の2人に
きっちり別れてしまい、
飛貴くんとわたしが
カップルなんじゃないかって
思えるくらい今日は飛貴くんといた。
飛貴「じゃ」
雄登「じゃ」
A「え？」
雄登「帰りくらいお前ら2人で帰れよ、な？」
龍我「A、そうしない？もうちょっとゆっくりパーク回ってから帰ろ？」
A「うん！」
雄登「遅くなりすぎんなよ、母さんたち心配するから」
A「わかった！」
龍我「A今日楽しかった？」
A「もちろん！一日中みんなといれて楽しかったな〜」
龍我「じゃ、ここ立って？」
A「え？」
龍我に立たされた場所は
パークのシンボルでもあるお城の前。
龍我「A、いつもありがとう！」
A「え！？」
龍我に渡されたのは
かすみ草の大きな花束。
A「これ…どうしたの？」
龍我「那須の友達が、ここでバイトしててね？サプライズ頼み込んでみたの。A、かすみ草大好きでしょ？前言ってたの覚えてたんだっ！」
A「プロポーズされたみたい…嬉しすぎて泣いちゃう…」
龍我「あ〜！泣かないでよ！かすみ草はね？清らかな心、無邪気、感謝って花言葉があるんだよ。まさに、Aを表す言葉と、俺からの気持ち」
A「龍我そういうのするタイプじゃないじゃん…」
龍我「俺だって男だもん、やるときはやる！
…いつもありがとう。
くさいけどさ、
愛してるよ、A」
A「龍我、わたしも、愛してる」
ちょっと照れくさかったけど、
わたしも大切な気持ちを龍我に伝えた。
龍我以上にわたしの隣に合う人は
いないなって最近実感するんだ。
一緒にいて楽しくないときはなくて。
そっくりな2人かと思えば
一人一人は違って
お互いを尊重できる大切な存在。
雄登「あいつらお似合いかもな」
飛貴「今気づいたの？」
雄登「うん」
飛貴「2人は、運命の2人だからね」
この時、まだ2人がパーク内にいて
わたしと龍我がキスをしているのを
見られているなんて思ってもいなかった。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 175人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：のん.
| 作成日時：2018年12月15日 1時
