検索窓
今日:7 hit、昨日:22 hit、合計:28,297 hit

夢の中で ページ43

私は今度こそ死.んだのだろうか?
無惨が消え去り、私だけがこの空間に残ってる。

?「…死.んでないよ。お姉ちゃんは。」
『君はあの時も死にそうな時導いてくれてた男の子!』

そう言うと微笑む男の子。
15歳位の見た目で少し…私に似てる?

?「俺の名前は夢叶(ゆうと)。俺ね、
君の…お姉ちゃんのお兄ちゃんなんだ。」
『て、言うと…?』
夢「俺は君のお兄ちゃんだった。
任務で死んじゃったし、雪奈は覚えてないかもね」

私という存在がまだ幼い頃に居たってことなのか?

『ね、ねぇ?それほんと?』
夢「ほんとだよ。」
夢「母さんも父さんもまだこっちに
来て欲しくないらしい。俺ももちろんそうだしね。」
『でも、私しんだんだよね?』
夢「しんでないよ。雪奈いいお友達持ったんだね。
あの子と周りの人のおかげで雪奈はまだ死.んでない」

私はまだ死.んでないのか。

『私どうしたらいい?どっちにしろ後がないんだ。
内蔵は恐らく潰れているし、奥義も沢山使ってしまった』
夢「1つ訂正してく。まず内蔵は潰れてないよ。
雪奈の肋が折れているだけ、あと片目が潰れてる。
足も折れてるよ。でも内蔵は潰れてないから安心して。」

それと…と、夢叶は続ける。

夢「確かに奥義は肺が機能しなくなる可能性の
ある呼吸だよ。けどね、使い方次第では死.んだりは
しない。少なくとも雪奈の使い方は半々だったかな。」
『ギリギリ攻めてる…ってことか』
夢「うん。この先を生きられるかは雪奈次第だね。
痣は出ているのかい?」
『出なかった…実力不足?』
夢「そういう訳じゃない。でもそうか…。よかった。
痣がでてたらもっと寿命が短かったかも。」
『どういうこと?』
夢「…痣が出てて、奥義も沢山使ってたら
多分目が覚めたらすぐ死.んでるね。でも、雪奈は
出てないし、奥義だけしか使ってない。だから
寿命はもう少し長いはずだよ。」
『結局早く死.ぬのね』
夢「雪奈の大切な人と同じくらいの寿命だと思って。」
『分かった…お兄ちゃん…。
お兄ちゃんがあの書物を書いたの?』
夢「うん。そうだよ。舞も、他のものもあれに
全部載ってただろう?…お兄ちゃんの響きいいね。」
『そっか…。そして黙ってくれ⇤』

夢「雪奈…こっちに行くんだ。
そうすれば君の行くべき世界に行けるから」
『色々とありがとう。お兄ちゃん。さようなら。』

そう言うと彼はまたあの時のように泣きながら微笑んだ

ー私はまっすぐ光に包まれながら足を進めたー

おはようの笑顔→←バットエンドは覆せる〜(優華)side〜



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (33 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
34人がお気に入り
設定タグ:鬼滅の刃 , 時透無一郎 , 煉獄杏寿郎   
作品ジャンル:恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

ゆら(プロフ) - 叶乃さん» ありがとうございますっ!更新頑張りますね💪 (2023年4月3日 15時) (レス) id: 9e86f66d22 (このIDを非表示/違反報告)
叶乃(プロフ) - ゆらさん» まじですか!見させていただきます…! (2023年4月3日 15時) (レス) @page48 id: aa9cc439ad (このIDを非表示/違反報告)
ゆら(プロフ) - 叶乃さん、コメントありがとうございます!無一郎くん、いいですよね〜!続き書きますね!もし良かったら私の作品で無一郎くんの夢小説をもう1つ作っているのでそちらも見てみてください!! (2023年4月3日 8時) (レス) id: 9e86f66d22 (このIDを非表示/違反報告)
叶乃(プロフ) - とても素敵なお話でした…!私自身、無一郎君推しなので…こちらの作品の続き、よければ見させていただきたいです…! (2023年4月3日 0時) (レス) @page47 id: aa9cc439ad (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ゆら | 作成日時:2023年2月25日 14時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。