バットエンドは覆せる〜(優華)side〜 ページ42
「…雪奈はこうなることが分かっていたの…?」
目の前で牙を剥き出し、目を紅く染めた雪奈が
全員に取り押さえられている。
『グゥアゥ!!!』
「雪奈…雪奈ならどうするの?」
"どうか…私を殺.してね"
そんなような事が聞こえた気がした
「ッ…ダメだよ。死.なせないから。
カナヲ!!!薬持ってる?!!」
カ「!もってる…!」
私はカナヲから薬を受け取り、珠世さんにお願いした。
珠世さんが雪奈に注射してくれた。
その際、私は珠世さんを庇って顔を引っ掛かられた…
が、こんなの痛くもない。痛くも痒くも…。
「あんたが戻ってこない方が痛いんだよっ!
無一郎も待ってるッ!皆待ってるんだから!
やっと終わったんだから!!最後は皆で笑おうよ!!」
…
珠「注射のおかげですね…今は安定してます…
私の命の恩人がこんな形でお亡くなりになるなど
あってはならない…。本当に良かったです…。」
し「骨折だらけなので1度蝶屋敷に…
でもこのような容態じゃまだ厳しいですね…。」
「…ほんとですよね。散々言いたいこととかしたい事を
しといて勝手にいなくなるなんて許さないんだから…。
しのぶ…運ぶ時は私が運ぼうか?」
し「今はまだ動かさない方がいいので、皆ここで
ゆっくりしましょう…。」
雪奈は規則正しい呼吸をしている。
鬼になってしまったが薬のおかげで人間には戻った。
だけど…いつ目を覚ますか分からない。
無「優華、雪奈なら大丈夫だよ。だって俺との約束、
まだ沢山あるし…それに彼女は勝手に死.んだりなんて
しない。そういう子だから。」
「…うん。そうだね!!早く目を覚ませよ?」
私のたった1人の相棒…
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ゆら(プロフ) - 叶乃さん» ありがとうございますっ!更新頑張りますね💪 (2023年4月3日 15時) (レス) id: 9e86f66d22 (このIDを非表示/違反報告)
叶乃(プロフ) - ゆらさん» まじですか!見させていただきます…! (2023年4月3日 15時) (レス) @page48 id: aa9cc439ad (このIDを非表示/違反報告)
ゆら(プロフ) - 叶乃さん、コメントありがとうございます!無一郎くん、いいですよね〜!続き書きますね!もし良かったら私の作品で無一郎くんの夢小説をもう1つ作っているのでそちらも見てみてください!! (2023年4月3日 8時) (レス) id: 9e86f66d22 (このIDを非表示/違反報告)
叶乃(プロフ) - とても素敵なお話でした…!私自身、無一郎君推しなので…こちらの作品の続き、よければ見させていただきたいです…! (2023年4月3日 0時) (レス) @page47 id: aa9cc439ad (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ゆら | 作成日時:2023年2月25日 14時