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刀鍛冶の里 ページ4

あれからしばらくして、優華の体調も良くなり、
怪我も治り、私達は隠しにおぶられて刀鍛冶の里を
目指すことにした。

『うっ...留さん...怒っているかな...』
「雪奈の刀鍛冶さん、すごーく怖いの?」
『なんとも...個性的、かな。
怒ると怖いかは分からない。』

目隠ししてるので、優華がどこにいるか分からない。隠さん、のほほーんと会話しててすまん...。

『温泉がすごいんだと、一緒に入ろうね』
「よし、背中流したるわ」
『遠慮しとく』
「なんで?!!」
『隠の人の鼓膜破れるからやめとけ?』

どのくらいおぶられたか分からないが、
体感1時間程度か、隠の「着きました」という声と
同時に目隠しを外された。世界が眩しい。

『...わぁぁぁ!』
「凄い...!」

温泉だぁ!言わなくとも雪奈、温泉大好きなのだ。
前世も温泉好きでよく家族と行っていた。

『(いい思い出だ)』
隠「里の長に挨拶をしに行ってくださいね。
ここを真っ直ぐ行けば長のお家です。」
『あ、ありがとうね』ニコ
隠「へ?えへへ...はい!」

なんか、照れた???まぁいいや。
私と優華は長、鉄珍の元へ足を運んだ。

『失礼します。挨拶にまいりました。』
鉄「ん、どうもコンニチハ。ワシはこの里の長。
鉄地川原 鉄珍よろぴく。」
『数日間お世話に成ります。
神里雪奈、と言います。よろしくお願いします!』
「神楽宮優華です!お世話になります!
よろしくお願いします!!」
鉄「おぉ、ええ子たちや。かりんとう食べる?」
『...!いただきます』ニコ

かりんとう...久しぶりに食べた。

「甘くて美味しい...!んふふ」

は?可愛い何こいつ!!可愛い!?
かりんとうで喜ぶなら今度饅頭あげようかな。

『あの、鉄珍様。留さんの家って分かりますか?』
鉄「お?あぁ、留やね、留の家はここから
少し歩いて、家の前に置物があるからわかると思うで。」
『ありがとうございます!』
鉄「...鉄朗の場所分かる?」
「!!分からないんです!」
鉄「元気やねぇ...鉄朗は少し山登って
離れたとこにあるからそこへ行きなね。」
「はい!」





『鉄珍さま、お優しい方だったね』
「ね!」
『さて、しばしの別れ。
泊まるところは一緒だし、後で集合ね。』
「おっけ〜またあとで。」

私達は別れを告げ、
それぞれの担当刀鍛冶の人の家へと足を運んだ。
...留さん、頼むから地の果てまで
追いかけるような癖しか無いことしないでくれ...。

留さん→←無の呼吸



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設定タグ:鬼滅の刃 , 時透無一郎 , 煉獄杏寿郎   
作品ジャンル:恋愛
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ゆら(プロフ) - 叶乃さん» ありがとうございますっ!更新頑張りますね💪 (2023年4月3日 15時) (レス) id: 9e86f66d22 (このIDを非表示/違反報告)
叶乃(プロフ) - ゆらさん» まじですか!見させていただきます…! (2023年4月3日 15時) (レス) @page48 id: aa9cc439ad (このIDを非表示/違反報告)
ゆら(プロフ) - 叶乃さん、コメントありがとうございます!無一郎くん、いいですよね〜!続き書きますね!もし良かったら私の作品で無一郎くんの夢小説をもう1つ作っているのでそちらも見てみてください!! (2023年4月3日 8時) (レス) id: 9e86f66d22 (このIDを非表示/違反報告)
叶乃(プロフ) - とても素敵なお話でした…!私自身、無一郎君推しなので…こちらの作品の続き、よければ見させていただきたいです…! (2023年4月3日 0時) (レス) @page47 id: aa9cc439ad (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ゆら | 作成日時:2023年2月25日 14時

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