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(綾音)おはよー!

教室のドアを開けると同時に
大きな声を出す綾音
そんな綾音の明るさにごく稀に救われる
今日がその時かもしれない
あと1年早く生まれたかった、そんな気持ちも
なんだかどうでも良い気がしてきた

(綾音)私の席は…あっ!…ぁああ!!嘘…
教卓の前とかそんなことある?!

そんな綾音を無視し
席を確認すると私は右から2つ目の後ろから3つ目
悪くないかな

(八島)ん〜…おしい!!あと!ぁあ!!

こっちはこっちでうるさい
右端の列の後ろから2つ目って何がおしいんだか
結構いい席だと思うんだけど
てか代わってほしいくらい、寝やすそう

(担任)はい、おはよう!みんな揃ってるか?
今日は1年生が入学して部活の勧誘とか忙しいと
………………

勧誘か…先生の話を聞き流しながら
勧誘用の紙を見る
相良先輩、今年で引退か…

(綾音)A!ん?A?

(A)ん?

(綾音)どうかした?

(A)なにも、それよりホームルーム終わった?

(綾音)もう終わってるよ〜勧誘行こ!
透達がいい所取ったってよ!

綾音に背中を押されて勧誘へ

サッカー部→←おはよう



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作品ジャンル:恋愛, オリジナル作品
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作者名:朱華音 | 作成日時:2019年3月4日 18時

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