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結 ページ26
その人はまるで何もなかったかのように
一点の曇りもない笑顔で私を待っていた
(A)なんでいるの
(八島)ん？約束したから
(A)LINEみてないの？
(八島)みたよ
(A)そう……………ありがと"う…
(八島)何泣いてんだよ
(A)八島が…
透のことが………
好き
(透)俺、一途だから
(A)うん
(透)付き合ってくれる？
(A)うん
(透)泣きやめよ、俺が泣かしたみたいじゃん
(A)透が泣かせたんだよ
(透)じゃあ責任とらなきゃな
(A)………ありがとう
(透)おう、学校行くか
(A)うん
いつの間にか笑ってた
彼が隣にいれば不思議と何とかなりそうな気がする
今
私は彼が好きだと自信を持って言える
それは私にとって特別なこと
まだまだ問題は山積みだ
愛香ちゃんのことも相良先輩のことも
でも、きっと大丈夫
彼の笑顔がそう言ってるから………
空を見上げれば雲ひとつない青空
私たちを照らす太陽は
まるで私たち2人を応援してくれているようで
悲しいこともあれば
苦しいこともある
でもきっと
楽しいこともあるんだと
そう言ってくれてる気がする
大雨時々小雨のち晴れ
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作者名：朱華音 | 作成日時：2019年3月4日 18時
