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混乱 ページ15

あの日からのことはあまり覚えていない
と言いたいところだが残念なことにはっきり覚えている

次の日の部活で
私たち同様、手を繋いでいる姿を見た八島は
先輩に愛香ちゃんと付き合っているのか聞いた
答えはもちろんYESだ

それを聞いていた一部の部員と綾音は
納得いかなかったのだろう
先輩と関わることを拒んだ

そしてその結果
練習が成り立たず
公式戦は県大会に行けず敗退した


まさかここまで影響があるとは
予想外だった

そしてそんなサッカー部の一方で
愛香ちゃんは常に先輩のフォローしかしなくなった

それは誰が見ても明らかで
そんな愛香ちゃん今まで以上に孤立していった

もう、サッカー部は崩壊寸前の状態になった

限界→←雷雨



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作者名:朱華音 | 作成日時:2019年3月4日 18時

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