今日:2 hit、昨日:0 hit、合計:577 hit
小｜中｜大
訪問者 ページ12
数日後の昼休み突然の訪問者
(八島)A！
八島に呼ばれ、振り返ると
教室のドアの側に立っていたのは相良先輩だった
(相良)よ！ちょっといい？
あ、ご飯食べながらでいいから持ってきな！
(A)え、あ、はい
突然の事で驚きながらもお弁当を片手に
先輩のところに行く
先輩と2人で向かった先は屋上テラス
(相良)あの…さ、マネージャー最近どうかした？
(A)ちょっと、あのいろいろあって…
でも大丈夫です！そんな、大したことじゃないです
(相良)…でも、ほら、なんか揉めてたろ
(A)それは…
(相良)俺、そんな頼りない？
(A)そんなこと！ないです
でも、私がなんとかしないといけないことなので
(相良)Aの良いところだけどな…
わかったでもなんかあったら言えよ！
そのためのキャプテンだからな
(A)はい…
(相良)そういえば予算だけどさ
………
先輩からの優しさは嬉しいけど
その優しさは誰にでも変わらない優しさで
なんとも言えない気持ちになる
悲しい…寂しい…いや、悔しい
そんな気持ちを隠すかのように強がってしまう
自分が嫌い
でも、先輩と話せたことはやっぱり嬉しくて
先輩が声をかけてくれたことが嬉しくて
暗い雲の隙間から光が射し込んでいるような
そんな気持ちになった
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：朱華音 | 作成日時：2019年3月4日 18時
