ill-DOC『最初で最後』 ページ14
時刻は午後14時45分
この病院の医者である、神宮寺寂雷先生はもうそろそろ休憩の時間
実は、先生の恋人さんがこの時間帯に訪れ、作ったお菓子を差し入れとして先生と一緒に食べているのだ。
私達看護師もそれを和やかに見ている。
その光景に癒されながら、今日も業務に励むのだ。
そして、時刻は午後14時55分
何度も見た白扉をノックし、声をかける
「先生、そろそろ彼女様がお見えになられる時間なので、休憩を取られては如何でしょうか?」
ああ、そうだね
そう返答が来ると思ったのだが、先生は信じられ難い言葉を口にした
「私に恋人は居ましたか?」
ガシャンと音がした方を見れば、
先生の恋人がいた
「っ、な…え…?」
彼女は真っ青な顔で何処かへと走って行った
107人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
彩雪(プロフ) - みやせ 。@いもうとさん» コメントありがとうございます!不安しかない中作成したので、そう言って頂けて光栄です。 (2018年11月11日 2時) (レス) id: 7f0bcdc195 (このIDを非表示/違反報告)
みやせ 。@いもうと(プロフ) - 心臓が震えました。次の更新楽しみにしてます (2018年11月10日 21時) (レス) id: b60254a186 (このIDを非表示/違反報告)
彩雪(プロフ) - ポン酢さん» コメントありがとうございます!切ない恋を描くのは苦手だったので、その言葉だけで励みになります。 (2018年11月7日 4時) (レス) id: 7f0bcdc195 (このIDを非表示/違反報告)
ポン酢 - 胸が締めつけられるみたいな感じ…すっごく切ない… (2018年11月6日 22時) (レス) id: 0d659a75c1 (このIDを非表示/違反報告)
彩雪。(プロフ) - 猫さん» コメントありがとうございます!泣いてくださって…とても嬉しいです、励みになります。 (2018年10月19日 23時) (レス) id: 7f0bcdc195 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:彩雪。 | 作成日時:2018年10月6日 2時