「君の事を」 ページ3
思い立ったが即行動!
そんな事を先生や一二三に言われ、仕事の休憩中や書類を渡す時など、
色んな時に色んなことを話した
大体の女性はこんな俺が話し掛けようとすると戸惑ったり逃げたりするが、
彼女は、
笑顔で答えてくれる。
こんなにも綺麗な笑顔なんだと、
眩しい笑顔なんだと
改めて思う
いっその事全て俺に向けてくれたら。
離れないで、俺の隣に居てくれたら。
どんなに幸せだろうか。
だが、
俺の隣で、俺に向けて欲しいその顔は、心は、想いは、別のヤツに向けられていた
憎い、なんでアイツが、俺の方が、
なんて黒く濁った感情が沸きあがる。
想いを伝えれなかった意気地無しで自分を棚に上げて相手を恨んでいる酷い俺と
想いを伝え、彼女の幸せを一番に願うアイツ
魅力的なのは一目瞭然だ。
太陽と月、光と闇は共存することは出来ない。
だから、仕方の無いことなんだ。
光のような彼女に俺は相応しくなかった。
それだけだ。
以前、テレビでやっていたコーナーの中に、愛言葉というものがあった
まさに今の状態に相応しい言葉も紹介されていた
_雨音が響いていますね、だったか
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早乙女 碧羽 - 前作に続き完璧ですね。才能とセンスを感じました (2019年11月18日 19時) (レス) id: 534a87d401 (このIDを非表示/違反報告)
彩雪(プロフ) - 琴葉(ポン酢)さん» ありがとうございます、コメント頂き光栄です。 (2018年12月6日 3時) (レス) id: 7f0bcdc195 (このIDを非表示/違反報告)
琴葉(ポン酢) - 続編おめでとうございます (2018年12月2日 1時) (レス) id: cc1af6d8b8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:彩雪。 | 作成日時:2018年11月20日 22時