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炭治郎はその少年を、まるで汚物でも見るかのように見ていた

「待って!! 待っ…なんで邪魔するんだ…、何なんだよその顔!!」

「やめろーっ!!何でそんな別の生き物見るような目で俺を見てんだ
お前責任とれよ!! お前のせいで結婚できなかったんだから!!

……何か喋れよ!!」

凄い勢いで話し出す少年に、少し圧倒されていた

「俺はもうすぐ死ぬ!! 次の仕事でだ!! 俺はな、もの凄く弱いんだぜ舐めるなよ! 俺が結婚できるまでお前は俺を守れよな!」

多分この人、私に気づいていないと思う。それにしてもそこはかっこつける所なのだろうか……

「俺の名は竈門炭治郎だ!!」

『ッえっと小戸森Aです!』

炭治郎が大きな声で自己紹介をするものだから、釣られて私も声を上げる

「そうかい!ごめんなさいね!俺は我妻善逸だよ!!……ッて」

するとその少年は私の方を向いたかと思うと
さっきと同じように私に縋りつく。

「あ゙ーー!!Aちゃんって言うんだね!可愛い!!ねぇ!俺と結婚しよう?!」

『__え』

「は」

それが炭治郎の地雷を踏んだのか、炭治郎から殺気というか圧を感じる

すぐに炭治郎は私から少年を引き剥がし、守るように前に出る

「は?!何?!辞めてくんない?!本当に責任取れよ?!」

「Aは俺の許嫁だ!!」

「……はーーーー?!?!婚約者?!?!羨ましいな炭治郎この野郎!!!!!お前はモテやがって!!」

炭治郎の言葉に少し照れながら、言い合う光景をただ見ることしか出来なかったのは、仕方ないと思う


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・→←九話 新しい出会い。



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琴音 - めちゃくちゃ、キュンキュンしました!ありがとうございました🙇 (2022年3月30日 22時) (レス) id: 65eb06c570 (このIDを非表示/違反報告)
舞。(プロフ) - 愛さん» コメント有難うございます!上手じゃないです〜〜〜私が色んな方から画力を貰いたいです、笑 (2019年10月28日 10時) (レス) id: 42a689ad41 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 絵、上手、、、、、、画力分けてくださいよ! (2019年10月28日 8時) (レス) id: 53b6a0eef8 (このIDを非表示/違反報告)
舞。(プロフ) - アイスさん» わ〜〜有難うございます! (2019年10月25日 20時) (レス) id: 42a689ad41 (このIDを非表示/違反報告)
アイス - 夢主可愛いし、絵も上手い!(p^-^)p (2019年10月25日 19時) (レス) id: 617ca4b157 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:舞。 | 作成日時:2019年10月22日 8時

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