炭治郎の許嫁ちゃん。 弐 【鬼滅の刃】

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「うわっうわっえっ？出てこようとしてる！！出てこようとしてる！！」

「大丈夫だ」

「何が大丈夫なの！？ねえ！？」

「しーっ夜中なんだぞ善逸…！」

『へ、平気だよ、我妻さん』

｢キャー！！！！鍵かかってないんかい！！｣

『しーーーっ』

｢まままま守って！俺を守って！伊之助でもいいから！｣

そう言いながら、Aの後ろに隠れる善逸

「『禰豆子/ちゃん』」

「へ？」

禰豆子は箱から出ると幼い姿から元の大きさに戻った



「禰豆子は俺達の…」


「炭治郎。お前……いいご身分だな」


「えっ？」

急に雰囲気が変わる。

「只でさえAちゃんという婚約者と一緒にいるのにこんな可愛い子も連れていたのか…二人の女の子に囲まれてうきうきうきうき旅してたんだな……俺の流した血を返せよ！！！」


『え、えっと禰豆子ちゃんは＿＿＿』


「俺は！！俺はな！！お前が毎日アハハのうふふで女の子達とイチャつく為に頑張った訳じゃない！そんなことの為に俺は変な猪に殴られたのか！？」


「善逸落ち着け！どうしたんだ急に…」


「鬼殺隊はなぁ！お遊び気分で入るところじゃねぇ！！」

話を聞かない善逸は、刀を抜いて炭治郎を追いかけ回していた。その圧に圧倒されながら、Aは禰豆子の頭を撫でていた



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