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9話 ページ10

貴方side

森「それで、君の家はどうしようか」

『用意してくれるのか!』

そう、俺には家はない。だから衣食住に関しては彼方に任せたいのだ

森「そうなんだけど……っていうか盗んだお金でどうにかするって言う考えはないのかい?」
太宰「まあまあ持って行ってたでしょ?」
『…?もうないけど』

3人「「「…」」」

驚いた顔で此方を見る3人

『やだなぁ〜、そんなに見つめられると困るって』

太宰「…もうないの?」
『おう!盗んで直ぐ食べ物と飲み物に使った!』

と言うと、中原は顔が物凄く引き攣っていて

森「若しかして…石川君って金遣い荒いのかい?」
『…さぁ?』

太宰「森さん!!絶対金遣い荒いよ此奴!!一人暮らしは取り敢えず辞めておきなよ!」
中原「こういうのは無自覚なのが1番怖ぇんだ!!」

森「うーむ…、そうだ!私と一緒に暮らすかい?」
『首領…と?』
太宰「えぇ…」
森「なんか太宰君酷くない?あれ?」
太宰「否…別に…」
森「ほら!私が君の親代わりにーって言ってしまったし…」
『俺は別に構わないぜ!前の生活より楽になるのは確かだし!』

それに、俺の欲しい物が手に入るなら尚更で

中原「ま、それでいいならいいんじゃねぇか…」
太宰「うん、もうそれでいいよ」

森「もう少し興味あってもいいと思うよ2人とも!!」
『そうだぞ!!』

2人「「否なんでそんな楽しそうなの!/なんだ!」」

『あとなぁ!中原!太宰!お前らは一応俺のセンパイに当たるだろうが………俺に頭を下げさせるようなことしたら殺 すからなァ!』

これだけは許せないのだ。何故俺は頭を下げなきゃいけないんだ

中原「はぁ?!なんだよそれ!」
太宰「君ずっと思ってたけど中也ぐらいムカつくんだけど!」
中原「太宰も十分気味わりぃよ!この自 殺願望!」
太宰「中也なんかAよりもチビじゃん!チービ!」
『そうだぜ!!もっと牛乳飲んだ方がいいんじゃねえか!』
中原「手前ら……」

森(賑やかだなぁ…)

と、森は一人、この光景をほくそ笑んでいた







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作者名:舞。 | 作成日時:2019年9月1日 18時

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