検索窓
今日:3 hit、昨日:0 hit、合計:55,298 hit

21話 ページ22

.

中原が、扉を蹴破った_

伊坂「ククッ…さぁ始めようじゃないか_!!」


黒髪の少年が、そう言った瞬間__


辺りは火の海だった


中原「なっ_」
『っへぇ__!炎を操る異能ってことかァ!』

中原と太宰と自分の周りに、砂の壁を作った

伊坂「俺の名前は伊坂幸太郎__宜しく頼むよ!」

伊坂幸太郎と名乗ったその少年は炎を此方へ飛ばしてくる

太宰「他の奴らは何処だ_ッ」
伊坂「言うわけないじゃん__ま、1人くらい教えてやってもいいかなぁ…?」

意味ありげな笑みを浮かべた時、背中に何かが触れた感覚がした

その時_動きが鈍った

『ッ?!』

瞬間的に後ろを振り向くとそこには

瀬名「やぁ_!先日はどうも逃げ切ってくれたねぇ!」

伊坂と同じ黒髪の少年が、居た

『お前_!』
瀬名「無駄無駄_!遺伝子(・・・)を操ってるんだよ?自分でどうにかなるわけないじゃないか!」

『遺伝子操作_?!』
瀬名「ご名答ッ!遺伝子って知ってるかい?_自分が望んだ通りの人間が造れるんだよ__」

瀬名「という訳で君は俺の相手だっ_!」




.




中原「チッ_A!」

伊坂「おいおい重力使いの中原君(・・・・・・・・)よ!俺はお前と戦うのをずっと待ってたんだよ?」

中原「何言って_」

伊坂「重力って言うのは楽しそうに生きてれば無くなるって聞いたけど_君はそれを自由自在に操るんだ___俺はそんな君が羨ましくて憎たらしくて堪らないんだ__だから」

あんたを燃やし尽くしてやる!


.




太宰「ねぇ_そこにいるんでしょ?」

佐藤「あちゃー…バレちゃった?」

後ろを振り向くと金髪の男性が居た

佐藤「ま、という訳で君は俺の相手だ。」
太宰「意外と呑気なんだね。それでも敵かい?」
佐藤「生憎、野郎は興味ねーし。_あ、ボスは例外。」

佐藤「彼の人は俺を導いてくれた人の1人なんだ_だからそう易々と倒れる訳には行かねぇよ?」
太宰「_もう1人は女性?」

そう言うと、溜息を吐いて

佐藤「勘のいいやつってホントやだなァ…どうせなら盗っ人さんの方が良かったぜ…重力使いは幸之助が相手したいってうるせぇし…」

太宰「そうなんだ_僕には関係ないけど」

佐藤「よゆーな顔してられんのも今のうちだぞ?」
太宰「それはこっちのセリフだよ?」


そう、3人の戦いが幕を開けた__




.

22話→←20話



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.6/10 (32 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
71人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:舞。 | 作成日時:2019年9月1日 18時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。