21話 ページ22
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中原が、扉を蹴破った_
伊坂「ククッ…さぁ始めようじゃないか_!!」
黒髪の少年が、そう言った瞬間__
辺りは火の海だった
中原「なっ_」
『っへぇ__!炎を操る異能ってことかァ!』
中原と太宰と自分の周りに、砂の壁を作った
伊坂「俺の名前は伊坂幸太郎__宜しく頼むよ!」
伊坂幸太郎と名乗ったその少年は炎を此方へ飛ばしてくる
太宰「他の奴らは何処だ_ッ」
伊坂「言うわけないじゃん__ま、1人くらい教えてやってもいいかなぁ…?」
意味ありげな笑みを浮かべた時、背中に何かが触れた感覚がした
その時_動きが鈍った
『ッ?!』
瞬間的に後ろを振り向くとそこには
瀬名「やぁ_!先日はどうも逃げ切ってくれたねぇ!」
伊坂と同じ黒髪の少年が、居た
『お前_!』
瀬名「無駄無駄_!
『遺伝子操作_?!』
瀬名「ご名答ッ!遺伝子って知ってるかい?_自分が望んだ通りの人間が造れるんだよ__」
瀬名「という訳で君は俺の相手だっ_!」
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中原「チッ_A!」
伊坂「おいおい
中原「何言って_」
伊坂「重力って言うのは楽しそうに生きてれば無くなるって聞いたけど_君はそれを自由自在に操るんだ___俺はそんな君が羨ましくて憎たらしくて堪らないんだ__だから」
あんたを燃やし尽くしてやる!
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太宰「ねぇ_そこにいるんでしょ?」
佐藤「あちゃー…バレちゃった?」
後ろを振り向くと金髪の男性が居た
佐藤「ま、という訳で君は俺の相手だ。」
太宰「意外と呑気なんだね。それでも敵かい?」
佐藤「生憎、野郎は興味ねーし。_あ、ボスは例外。」
佐藤「彼の人は俺を導いてくれた人の1人なんだ_だからそう易々と倒れる訳には行かねぇよ?」
太宰「_もう1人は女性?」
そう言うと、溜息を吐いて
佐藤「勘のいいやつってホントやだなァ…どうせなら盗っ人さんの方が良かったぜ…重力使いは幸之助が相手したいってうるせぇし…」
太宰「そうなんだ_僕には関係ないけど」
佐藤「よゆーな顔してられんのも今のうちだぞ?」
太宰「それはこっちのセリフだよ?」
そう、3人の戦いが幕を開けた__
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作者名:舞。 | 作成日時:2019年9月1日 18時