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15話 ページ16

貴方side

結論からいうと__
首領はちゃんとしたものを用意してくれた

『ま、これで女物が入ってたら入ってたらでぶっ飛ばしてたけどな』
森「仮にも私はポートマフィアの首領なのだけど…」

そんな言葉は無視して
『じゃ、準備してくるな』
と、部屋を去った

森「はぁ……面白い子を拾ってしまったねぇ…エリスちゃん」
エリス「知らないわよ!リンタロウがそうしたんでしょ!」
森「それはそうなんだけどねぇ…」

彼が出ていった扉を、ただ眺めていた


太宰side

『入るぜー』
ノックと共に、そんな声が聞こえてきた。Aだ

(さて…どんな格好になってるか見ものだなぁ)

扉が開かれると_そこには_

中原「………は?」
太宰「………え?」

そこに居たのは明らかにAではなかった

『よっしゃぁ!!お前らの事だから笑いものにしようとしてるんだろうなって思ってたんだよ!』

あの金髪は黒へ_目の色は青に、
服は白のシャツに黒のチョーカー、ズボンを履いていた
顔も化粧(メイク)を施したのか、元の顔よりもかけ離れていた それでいて不自然ではなかった

森「…それ全部石川君が1人で?」
『おう!このぐらい朝飯前ってもんよ!』
中原「悔しいけどすげぇな…別人だ…」
太宰「姐さんが手貸したとかないの?」
『化粧品を借りただけだが?』
森「ねぇ石川君、今度じょ」
『なんですか?首領?』
森さんが女装と言いかけると、作り笑いで圧をかけた__首領とは一体なんだったのだろうか


森「うぅ…みんな酷いなぁ…エリスちゃぁん…」
エリス「あっちいって!_A!今度アタシにもやってちょうだい!」

エリスちゃんまでぇ…と嘆く森さんを横目に、エリス嬢はAの元へ行った

『いいよ、エリス』
エリス「絶対よ!」









.
石川の性格は人によってコロコロ変わります。
エリスには優しかったり、嫌なことは嫌だとハッキリ言ったり、太宰や中也への対応は適当だったり
でも基本弱みは見せない方。

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作者名:舞。 | 作成日時:2019年9月1日 18時

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