11話 ページ12
貴方side
エリス「じゃあ今日からAはアタシのお兄ちゃんね！」
と、エリスに言われてしまった
太宰「まぁいいんじゃない？」
と他人事のように云う太宰と
中原「見えなくはないな…」
と顔をまじまじと見てくる中原
森「それじゃあ石川君はエリスちゃんの護衛にでもなってもらおうか」
とニコニコ笑いながらとんでもない発言をする首領
『えっあっエリスの護衛…？！』
太宰「それはいきなり過ぎなんじゃない？」
森「別に付きっきりって訳じゃあないよ。普通に構成員として仕事をする中に、エリスちゃんの護衛という仕事があるだけだからね！」
それに＿と何かを言おうとしたが、最後の方は聞き取れなかった
尾崎「持ってきたぞ」
森「嗚呼紅葉君。」
茶会＿
尾崎「ほぉ、Aの異能は砂を操る＿と」
『それに時間を止める異能だ。』
太宰「そう！時間を止めている間に中也に悪戯できるんだよねぇ！」
中原「手前ェ…」
尾崎「にしてもAの顔は綺麗じゃのう＿」
と顔をまじまじと見詰め、頬を触ってくる尾崎さん
『尾崎さんの方がお綺麗ですよ？』
と手を掴み顔を見上げる
尾崎「…それは素かのぅ？」
『＿？綺麗な女性は褒めるのが当たり前でしょう？』
尾崎「…はぁ＿そうか。それに
『じゃあ姐さん、と呼ばせて頂きますね』
中原「彼奴女性と俺らの時と反応変わり過ぎじゃねぇか？」
太宰「はぁぁ＿」
エリス「A！アタシはAの事、お兄ちゃんって呼べばいいのかしら？」
『え？嗚呼それはどっちでもいいぜ？』
尾崎「…″お兄ちゃん″？」
怪しげな顔でこちらを覗き込んでくる姐さん。
森「違うよ紅葉君。石川君は決してそういう類では＿」
『…えっあっ違いますこれは！！！』
勘違いしている姐さんの誤解を解いておかねぇと…！
尾崎「ほぉ…鴎外殿が親代わり、とな」
森「そう！それでエリスちゃんと顔が似ているからいいかなぁ…って」
エリス「ねェA！お洋服選んでちょうだい！」
『洋服？』
エリス「そう！リンタロウに選んでもらうよりAのほうがセンスがありそうだもの！」
森「…石川君」
『えっ？！』
とまぁ、洋服選びをしたが、最後の方は首領が選んでいた
そんな感じで茶会は終わった
.
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作者名：舞。 | 作成日時：2019年9月1日 18時
