3話 残酷 ページ9
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炭十郎さんが亡くなってしばらくした、正月より前の時
「兄ちゃん今日も町に行くの？」
「私も行く！」
そんな声が聞こえてきた
『炭治郎、今日は私も行きたい』
やることを終わらせて、炭治郎の元へ行った
「大丈夫なのか？」
「大丈夫なの？Aちゃん」
『平気だよ。たまには挨拶がてら町に行きたいの』
そう言うと葵枝さんは「分かったわ」と了承してくれた
準備を終え、炭治郎と手を繋いだ
「早く帰ってきてね」
「気をつけてねー！」
家族に見送られ乍、歩こうとすると禰豆子ちゃんと六太くんがいた
「禰豆子」
後ろには寝ている六太くんがいた
「お父さんが死んじゃって寂しいのよね。みんなお兄ちゃんとAちゃんにくっついて回るようになった」
六太くんを見ながら禰豆子ちゃんは云った
「いってらっしゃい」
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炭治郎side
生活は楽じゃないけど幸せだな
でも人生には空模様があるからな
移ろって動いていく
ずっと晴れ続けることはないし
ずっと雪が降り続けることもない
そして幸せが崩れる時には──
千鶴さんと、柊さんのあの光景が頭に浮かぶ
いつも血の匂いがする
「まぁ炭治郎ちゃん、Aちゃん」
町の人に声をかけられた
『お久しぶりです』
Aがそう言うと、町の人は笑顔になった
あちらこちらから炭を売ってくれとの声が聞こえる
「あ〜〜ッ炭治郎ぉ！ちょうど良かったあ」
「皿を割った犯人にされてんだよ俺〜〜ッ！」
皿を嗅いでくれと頼まれ、嗅いでみると、猫の匂いがした
「あら猫なの？」
「ほらぁあ！」
『ふふ』
それからも色々なところに炭を売ったりしていると、もう周りは暗くなっていた
『暗くなっちゃったね、炭治郎』
「ごめんな、A」
『ううん、いいの炭治郎』
そうAは笑っていた
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まゆ - すっごく炭治郎に愛されて、小説でもとっても幸せでしたっ✨ありがとうございます！ (3月20日 18時) (
レス) @page38 id: 9ae85ba93f (このIDを非表示/違反報告)
琴音 - めちゃくちゃ、キュンキュンしました！ありがとうございました🙇 (2022年3月30日 15時) (レス) id: 65eb06c570 (このIDを非表示/違反報告)
舞。(プロフ) - Pさん» 台風大丈夫でしたよ(^^; 頑張って更新するのでよろしくお願いします^^ (2019年10月14日 11時) (レス) id: 42a689ad41 (このIDを非表示/違反報告)
P - 台風大丈夫ですか？私のところは被害はあまりないんですけど……。自分のペースで頑張って下さい！！ (2019年10月14日 8時) (レス) id: aa3bc5380b (このIDを非表示/違反報告)
舞。(プロフ) - めでぃさん» コメントありがとうございます！意見有難うございます〜^^ (2019年10月12日 11時) (レス) id: 42a689ad41 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：舞。 | 作成日時：2019年10月4日 22時
