・ ページ45
.
「私は禰豆子さんを診ます。 薬を使ったうえに術を吸わせてしまったので、ごめんなさいね」
「頭の悪い鬼もいたものだな。 珠世様の御体を傷つけたんだ、当然の報いだが。
もう後は知らんぞ、布は自分で持て!! 俺は珠世様から離れたくない、少しも!!」
そう言って愈史郎は手巾を炭治郎とAに押し付けその場から離れ珠世について行く。
「ま…り、ま…り…」
「……毬だよ」
「遊…ぼ…あそ…」
『……辛かったね』
その後、太陽が昇り残っていた朱紗丸の体は灰になって消え着物と毬だけが残された。
二人は、鬼舞辻を本物の鬼と思っていた
珠世さんに案内され、地下へと降りる
禰豆子がこっちへ向かってきて炭治郎とAを抱きしめた。
二人も同じように抱き返す
すると珠世さんと愈史郎の方へ向かい珠世さんに抱きつき、愈史郎の頭を撫でる。
「先程から禰豆子さんがこのような状態なのですが…大丈夫でしょうか?」
「大丈夫です、多分二人のことを家族の誰かだと思っているんです。」
愈史郎は心底嫌そうに止めろと何度も言うが、禰豆子は辞める気がない
しばらくその状態が続くと、珠世さんから涙が流れる
「禰豆子に暗示かかってるの嫌だったけど本人の意思がちゃんとあるみたいで良かっ…すみません!!!!禰豆子!!禰豆子!!はなっ、離れなさい!!失礼だから!!」
『た、炭治郎、あの涙は嬉し涙だと思うよ__』
.
304人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「鬼滅の刃」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
まゆ - すっごく炭治郎に愛されて、小説でもとっても幸せでしたっ✨ありがとうございます! (3月20日 18時) (レス) @page38 id: 9ae85ba93f (このIDを非表示/違反報告)
琴音 - めちゃくちゃ、キュンキュンしました!ありがとうございました🙇 (2022年3月30日 15時) (レス) id: 65eb06c570 (このIDを非表示/違反報告)
舞。(プロフ) - Pさん» 台風大丈夫でしたよ(^^; 頑張って更新するのでよろしくお願いします^^ (2019年10月14日 11時) (レス) id: 42a689ad41 (このIDを非表示/違反報告)
P - 台風大丈夫ですか?私のところは被害はあまりないんですけど……。自分のペースで頑張って下さい!! (2019年10月14日 8時) (レス) id: aa3bc5380b (このIDを非表示/違反報告)
舞。(プロフ) - めでぃさん» コメントありがとうございます!意見有難うございます〜^^ (2019年10月12日 11時) (レス) id: 42a689ad41 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:舞。 | 作成日時:2019年10月4日 22時