炭治郎の許嫁ちゃん。【鬼滅の刃】

・ ページ44

.



『＿＿＿草の呼吸 伍ノ型 雉(きじ)の草隠れ』


高く飛び、鬼の目をくらます

「なッ！」

焦る鬼の後ろから、鬼の腕を斬る

「いつの間に！」

すると珠世さんが何か決心したかのように、″腕を引っ掻いた″

｢十二鬼月のお嬢さん貴方は鬼舞辻の正体をご存知ですか｣

「何を言う貴様！！逃れ者めが！！」

「あの男はただの臆病者です、いつも何かに怯えている」

「鬼が群れることができない理由を知っていますか？鬼が共食いする理由鬼達が束になって自分を襲ってくるのを防ぐ為です
そのように操作されているのです貴方々は」

「黙れーーーーっ！！黙れ黙れ！！あの方はそんな小物ではない！！あの方の能力は凄まじいのじゃ！誰よりも強い！！」

そして、珠世さんの血鬼術が発動する＿＿

鬼が鬼舞辻無惨の名を出すと朱紗丸は叫びながら何処かに向かって走る。

走り出したと思ったら今度は何処かに向かって許しを乞う。

すると、急に苦しみ出したと思うと朱紗丸の口と腹から鬼の腕が飛び出した。

朱紗丸の口から出てきた腕は朱紗丸の頭を掴むと握り潰した。

その後腹から出た腕も合わせて朱紗丸を引きちぎり、握り潰していた。

朱紗丸がいた所に血溜まりができ、朱紗丸の眼球が転がる所に珠世は近づいて確認をする。

『＿＿死んでしまったんですか』

「間もなく死にます。 これが"呪い"です。
体内に残留する鬼舞辻の細胞に肉体を破壊されること。」

基本的に鬼同士の戦いは不毛です、意味が無い。
致命傷を与えることができるのは陽光と鬼殺の剣士の刀だけ
鬼舞辻は鬼の細胞の破壊ができると珠世さんは云う


すると愈史郎が、手巾を持って炭治郎とAの口を塞ぐ

「珠世様の術を吸い込むなよ、人体には害が出る。」

そして、珠世さんは言う。この鬼たちは、十二鬼月じゃないと
そして、あれで弱すぎると

その言葉に、二人は驚いていた




.

・→←・

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す