検索窓
今日:6 hit、昨日:1 hit、合計:279,650 hit

八話 浅草にて ページ38

.


翌々日────浅草


『こ、こんなに発展してるんだね、炭治郎』

「そ……そうだな」

二人は都会の雰囲気に圧倒されていた。

夜の空が街を覆っているはずなのに、そこは明るく賑やかだった。
大通りには沢山の人が行き交い、その道に沿って旗が並べられ、洋風の高い建物が立ち並ぶ。

目眩がした二人は、禰豆子の手を引いて歩くと、うどん屋があった

「山かけうどんください……」

『きつねうどんください』

「あいよ」

うどんをすすり、お茶を飲んでいると、いきなり炭治郎が立った

『炭治郎?』

「ッ!!」

炭治郎はそのまま走っていって、見えないところまで行ってしまった

『……どうしたんだろう。炭治郎』

禰豆子ちゃんは未だ眠そうだった

うどん屋さんが途中苛々していたのは、気のせいじゃなかった

暫くすると炭治郎は戻ってきた。うどん屋さんに怒られ、うどんを二つも掻き込んでいたのはびっくりした

そのまま薄暗い道を歩く

『炭治郎……急にどうしたの?』

「___鬼舞辻無惨が、居た」

『……!!それって』

「人間のふりをして、生活していた」

炭治郎の声からは、憎悪が紛れる
歩いていると、物凄く此方を睨んでくる男性が居た

「待っててくれたんですか? 俺は匂いを辿れるのに……」

「目くらましの術をかけている場所にいるんだ、辿れるものか。それより鬼じゃないか、そっちの女は。
しかも二人とも醜女だ」

『……醜女?』

二人を醜女と言われた炭治郎は、凄く怒っていた

「醜女のはずないだろう!! よく見てみろこの顔立ちを! 町でも評判の美人だったぞ禰豆子は!それにAは町一番の美女で自慢の婚約者だ!!」

それを無視して少年は歩く。自慢の婚約者と云われたAは少し顔を赤らめていた

暫く進むと、一つの洋館の前に着た

「戻りました」

「おかえりなさい」

案内された場所には、綺麗な女性と寝台に寝る女の人が居た





.

・→←・



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (79 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
304人がお気に入り
設定タグ:鬼滅の刃 , 竈門炭治郎   
作品ジャンル:アニメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

まゆ - すっごく炭治郎に愛されて、小説でもとっても幸せでしたっ✨ありがとうございます! (3月20日 18時) (レス) @page38 id: 9ae85ba93f (このIDを非表示/違反報告)
琴音 - めちゃくちゃ、キュンキュンしました!ありがとうございました🙇 (2022年3月30日 15時) (レス) id: 65eb06c570 (このIDを非表示/違反報告)
舞。(プロフ) - Pさん» 台風大丈夫でしたよ(^^; 頑張って更新するのでよろしくお願いします^^ (2019年10月14日 11時) (レス) id: 42a689ad41 (このIDを非表示/違反報告)
P - 台風大丈夫ですか?私のところは被害はあまりないんですけど……。自分のペースで頑張って下さい!! (2019年10月14日 8時) (レス) id: aa3bc5380b (このIDを非表示/違反報告)
舞。(プロフ) - めでぃさん» コメントありがとうございます!意見有難うございます〜^^ (2019年10月12日 11時) (レス) id: 42a689ad41 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:舞。 | 作成日時:2019年10月4日 22時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。